すすきの殺人・父の初公判弁護側は無罪を主張する見通し

札幌・すすきののホテルでおととし7月、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、父親の田村修被告の初公判がきょう開かれます。

弁護側は無罪を主張する見通しです。

殺人ほう助や死体損壊ほう助などの罪に問われているのは、田村修被告・61歳です。

起訴状によりますと、修被告はおととし、のこぎりやキャリーケースなどを購入し、娘の瑠奈被告に提供。

さらに瑠奈被告を事件当日に車で送迎したほか、瑠奈被告が殺害し、自宅に持ち帰った男性の頭部を損壊する様子をビデオで撮影するなどした罪に問われています。

修被告の裁判は裁判員裁判で審理され、弁護側は無罪を主張する見通しです。

初公判は午前11時から札幌地裁で開かれます。