ガスボンベを使った暖房器具も…備えている?“冬の災害”への対策 阪神・淡路大震災から30年
STVニュース北海道 / 2025年1月14日 11時37分
(宮永キャスター)「今月17日、阪神・淡路大震災から30年となります。当時は真冬の大災害で、さまざまな課題が浮かび上がりました。皆さんは冬の災害に備えていますでしょうか?」
『備えていますか?“冬の災害”への対策』
(宮永キャスター)「災害への備えは?」
(高校生)「僕はあまりしていないかもしれないです」
(宮永キャスター)「胆振東部地震での停電は経験した?」
(高校生)「しました。経験したからこそ、いま対策しないとなと思っています」
(札幌市在住)「ストーブとかつかなくなったらどうしようと思いながら何もしないままで何年も経っています」
(宮永キャスター)「災害への備えは?」
(札幌市在住)「水だけは用意してあとは何もしていない」
対策をしていないという方が意外と多くみられました。
そんな中、備えているもので多かったのが「食料」です。
(宮永キャスター)「どういうものを備えている?」
(釧路市在住)「水とか長期間持つような食べ物を持っています。レトルトやカップラーメン、パックごはんとか」
(宮永キャスター)「車への備えは?」
(釧路市在住)「車はまったくないですね」
(宮永キャスター)「毛布を積むとかは?」
(釧路市在住)「そこまではしていない。いま言われて気がついちゃった感じです」
冬の北海道でとくに気を付けなければならないのが「寒さ」への備えです。
警察庁によりますと、2024年1月1日に起きた「能登半島地震」で警察が扱った死者228人のうち、1割強の方が低体温症や凍傷などで亡くなったといいます。
また総務省によると、2018年に起きた胆振東部地震ではおよそ295万戸が停電し、水道などの供給も停止。
これが冬に起きると、多くの人が厳しい寒さにさらされることになります。
(宮永キャスター)「冬の災害に備えていることは?」
(札幌市在住)「ガスボンベで使える暖房器具を買って置いたり、非常食をストックして賞味期限を点検したりしています。アルミのブランケットとかカイロを多めに普段使うのにプラスして多めにとか、体温調節に役立つものを用意しています」
(札幌市在住)「いつも水はもちろんカップ麺や缶詰は置いています。北海道は大変…防寒が第一だから。電気を発電するものを買ってあるので一応それはいいかなと」
冬に多く発生する二次災害「火災」への備えをしている人もー
(高校生)「最近本棚を支えるつっぱり棒を買って、なんかあった時に怖いなと思って買いました。外出するときにうっかりストーブを切り忘れることが多いので、最近はでかける前に(火災に備えて)切るようにしている」
災害は忘れたころにやってきます。
みなさんも冬の災害への備えを今一度見直してみてはいかがでしょうか?
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