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路面亀裂にパンク…老朽化課題の地下鉄南北線 開業53年…札幌市がついに路面改修を決断!

STVニュース北海道 / 2025年1月22日 16時5分

札幌市は、老朽化が課題となっている市営地下鉄の南北線について、2025年度から走行路面を試験的に改修する方針を固めたことがわかりました。

札幌市民の足として役割を担う札幌市営地下鉄。

世界でも珍しいゴムタイヤが採用され、走行路面の上を車両が走ります。

最初に誕生した南北線は、札幌オリンピックにあわせて1971年に開業。

その後、1978年に延伸し、麻生駅から真駒内駅まで14.3キロで運行しています。

しかし、開業から50年以上が経ち、南北線ではトラブルが相次いでいます。

2024年4月、車両の進路を切り替えるポイントに不具合が発生し、タイヤがパンク。

10月には車両の走行路面に亀裂が見つかりました。

さらに11月、さっぽろ駅でホームの天井から吊り下げられているガラス製の防煙垂壁が落下する事故も起きました。

老朽化が進む南北線について、札幌市は来年度、走行路面の試験施工に着手し、早ければ2027年度から全面改修する方針を固めました。

工事では走行路面の舗装をはがして、厚さ1センチの樹脂製の舗装を敷き直すということです。

南北線の利用者はー

(利用者)「何かあってからでは困るから早く直してほしいですね」

(利用者)「ないと困るので、新しくなったらうれしいと思います」

市は2月に開会する定例市議会に、関連事業費を盛り込んだ新年度予算案を提出することにしています。

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