USBをポケットに入れたままジャケットを売却 生徒など約200人分の個人情報漏えい 札幌市
STVニュース北海道 / 2025年2月10日 15時51分
札幌市教育委員会は2月10日、札幌市立小学校の50代男性の教頭が、児童と保護者約200人分の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失していたと発表しました。
札幌市教育委員会によりますと、教頭は2011年から2016年にかけて、自宅で作業をするために授業風景などを映した撮影データや座席表、さらに児童の所見案などを記載した電子ファイルを私物のUSBメモリーに保存していました。
教頭は、このUSBメモリーを2016年2月以降使用することなく、ジャケットのポケットに入れたまま、USBメモリーの存在を忘れていました。
そして、2024年8月にそのジャケットをリサイクルショップに売却しました。
その後、2025年1月29日、匿名の人物から札幌市教育委員会に、USBメモリーが郵送され、今回の情報漏えいが発覚しました。
USBメモリーの内容を確認したところ、児童や保護者約200人分の氏名や顔写真、通知表に記載する「学習・生活」についての担任の所見案などの情報が保存されていることが判明したということです。
現時点で、札幌市教育委員会にUSBメモリーを郵送した匿名の情報提供者以外に情報漏えいの被害は確認されていないということです。
札幌市教育委員会は、情報漏えいの対象者の特定を進め、連絡先が把握できた対象者には、説明とお詫び文を送付する予定です。
札幌市教育委員会は「卒業生の方、在校生および保護者の皆様をはじめ関係者各位に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げるとともに、再びこのようなことが発生しないよう、あらためて個人情報の管理を徹底してまいります」とコメントしています。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
児童の個人情報漏えい 教頭がUSBをポケットに入れたままジャケット売却 匿名人物からの郵送で発覚 札幌
HTB北海道ニュース / 2025年2月11日 11時30分
-
児童ら200人分“担任所見案”などが記録されたUSBをポケットに入れたままジャケットをリサイクル店へ売却 購入者が気づき教育委員会へ郵送 50代教頭「存在すらも忘れていた」
北海道放送 / 2025年2月10日 18時2分
-
「イジメ」で不登校に追い込まれた小6男子が書いた“切実すぎる卒業文集”に校長が発した「驚きの一言」とは
文春オンライン / 2025年2月9日 11時10分
-
【8割以上の保護者が学習用端末のデータ流出に不安ありと回答】GIGAスクール端末処分時におけるデータ漏えい対策に向け「児童生徒のデータプライバシー協会」を発足。
PR TIMES / 2025年1月31日 16時15分
-
小学校での情報漏洩受け臨時校長会 19校でルール違反
KNB北日本放送 / 2025年1月29日 19時19分
ランキング
-
1明日の関東は沿岸部で南風が強まる 強風エリア広がれば春一番も
ウェザーニュース / 2025年2月11日 17時30分
-
2下水道管内に安否不明男性の勤務先車両、捜索開始は3か月後の見通し…男性は車両内の可能性
読売新聞 / 2025年2月11日 21時3分
-
3父親の遺体を自宅に放置 死体遺棄の疑いで同居の息子を逮捕
南海放送NEWS / 2025年2月11日 14時55分
-
4石破・トランプ会談「成功」評価に欠ける重要視点 目先の問題は回避されたが100点満点ではない
東洋経済オンライン / 2025年2月11日 7時0分
-
5妻の遺体を遺棄か 35歳男を逮捕 遺体は未発見「何もいいたくない」と供述
産経ニュース / 2025年2月11日 13時4分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)