一億総活躍社会でも蚊帳の外?専業主婦の40%は、後ろめたさを感じている

Suits-woman.jp / 2019年8月17日 8時0分

写真

一億総活躍社会でも蚊帳の外?専業主婦の40%は、後ろめたさを感じているの画像

夫が働き、妻が家を守る……そんな家族モデルが当たり前だったのも今や昔。現在は社会全体が結婚や出産後も働く女性を後押しする、そんな風潮が間違いなくあると感じます。もちろんそれを望んでいる女性にとっては歓迎すべき風潮ですが、気になるのが仕事を持たない専業主婦たちの心境。政府が推進する一億総活躍社会をスローガンに、何を感じるのでしょうか?

「仕事しないの?」「このままでいいの?」そんな何気ない一言に傷つく

株式会社カラダノートでは専業主婦を対象にアンケート調査を実施。「専業主婦であることで、うしろめたさや罪悪感を感じたことはありますか?」と質問したところ、次のような結果となりました。

一億総活躍社会のスローガンにより、女性は働くべきという圧力を生み出してしまった感はあります。

「ある」と答えた人は40.6%。うしろめたさを感じる理由として、圧倒的に多いのは「自分がお金を稼いでいない」(54.5%)こと。続いて「周囲のワーキングマザーとの比較」(15.2%)を理由にあげています。やはり世間の“結婚しても女性は働くべき”という風潮が少なからず圧力になっているようです。

さらに専業主婦であることについて、後ろめたいだけではなく「周りから否定的なことを言われた経験がある」と答えた人も19.7%いるとのこと。言われた具体的内容としては、以下のような言動があるそうです。

「子育てがひと段落したら働いたら?皆働いてるし」(夫から)

「いつまでも働かないわけにいかないんだから、考えないとね」(義母から)

「家にいてすることあるの?」(友人から)

「仕事しないの?このままでいいの?」(ワーキングマザーの友人から)

言っているほうは悪気がないのかもしれませんが、言われたほうはグサッとくる言葉のオンパレード。特に自分を養っている夫に「働いたら?」と言われるのは、他の人から言われるよりも重いのではないでしょうか?

専業主婦の8割は将来的に働く意思はあるけど、時期は「いずれ……」

そんな専業主婦たちは、将来的に働きたいという意思を持っているのでしょうか?同調査によると圧倒的に多い意見は「いずれ働きたい」人で68.9%。一方「今すぐ働きたい」人は13.4%となっています。とりあえず、専業主婦でも82.3%は働く意思があるのです。

働きたい理由として一番多かった意見は、「自由に使えるお金が欲しい」(42.9%)。続いて「社会や人とのつながりが欲しい」(12.2%)、「経済的に自立したい」(8.3%)となっています。働きたい理由を見ても、今すぐ働かなくては家計が立ち行かないという雰囲気はありません。つまり、そういう人はすでに働いているのだと考えられます。

そのせいか、専業主婦の多くは働く時期を「今すぐ」ではなく、「いずれ」としているのが特徴。つまり時期は明確ではないのです。なぜ専業主婦たちは働く意思があるにもかかわらず、先延ばしにしてしまうのでしょうか?その理由となりそうな「働くことになった場合に障壁になりそうなこと」について尋ねたところ。以下のような回答となりました。

保育園に入れない待機児童問題も深刻ですが、専業主婦が働くのを阻む大きな原因は別にあるようです。

「家事育児と仕事の両立」と「自分のブランクや希望条件に合う就職先(が見つからない)」がほぼ同数。今すぐ働く必要があるほど家計がひっ迫しているわけではないので、無理して自分の希望条件に合わない仕事をしたくはないし、ましてや育児と仕事の両立に不安があるうちは、行動を起こす気になれない。そんな本音を感じます。

1日中家事と育児に向き合い、ある意味逃げ場がない専業主婦。イメージほど気楽ではないようですが……。

ちなみに現在の女性活躍に関する世の中の取り組みについて、「賛成」と答えた専業主婦は42.5%だそう。「反対」は7.1%で、一番多かったのは「どちらでもない」で、50.4%が該当しました。どちらでもないと答えた人の主な意見としては「働く人が快適に働けるような社会が理想。働きたくない人にまで強要しないでほしい」「どの立場の人も自由に選択ができ、思うような生き方ができるといい」といった意見が。確かに、専業主婦という選択を咎める権利は誰にもありません。専業でも兼業でもそれ以外でも輝ける、そんな世の中が理想ではないでしょうか?

【調査概要】
調査主体:株式会社カラダノート
調査期間:2019年7月22日~7月28日
調査対象:カラダノートママびよりメルマガ登録者
回答人数:254名

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング