冷静に考えれば危険?20代ママの8割は、自分の子どもの写真をモザイク無しでSNSに投稿している

Suits-woman.jp / 2019年9月14日 8時0分

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自分の子どもはかわいい!その感情は親なら誰でも持っていると思います。その気持ちの延長として、今の時代はSNSやブログで子どもの写真を掲載している人も多いですよね。LINEなどのアイコンが子どもの写真というケースも多く、とにかくインターネット上で自分の子どもの写真を掲載することに躊躇がない人が、大勢いるように感じます。しかしインターネットで子どもの写真を掲載するのは、ネットリテラシー的に問題はないのでしょうか?

赤ちゃんだからといって裸を掲載するのは、将来本人に恨まれるリスクもあります。

「非公開が何の意味なのか知らない」人も少なくない事実

アバストによるネットリテラシーに関するアンケートによると、日本人の4人に1人が自分の子どもの写真をモザイク無しでSNSに投稿したことがあるそうです。中でも、20代女性の8割は同様の経験があることも判明。若いママ世代は特に、子どもの写真をインターネット上で公開することに躊躇がないようです。

とはいえTwitterやFacebook、Instagramにはそれぞれ、公開を特定のフォロワーに限定する機能が搭載されています。つまり、これらの非公開機能をきちんと利用すれば、インターネット上で写真を公開するリスクが一応軽減されるのですが、同調査によると日本人の38%は「SNSで非公開にしているコンテンツはない」もしくは「非公開が何の意味なのか知らない」と回答。「SNSのうちいくつかのアカウントを非公開設定にしている」と答えた人は32%となっており、非公開にしていない人が上回っているのです。

なぜ日本人はSNSのコンテンツをすべて公開している人が多いのでしょうか?同調査によると、非公開にしていない理由として、次のような回答が多くなっているようです。

SNSの設定を非公開にしていない理由

見られたくない情報はSNSで発信していない……63.8%

設定するのが面倒、非公開設定の方法がわからない……21.3%

非公開にする理由がない……15.9%

圧倒的に多いのは「見られたくない情報はSNSで発信していない」。前述の「20代女性は8割がモザイク無しで、SNSに子どもの写真を投稿経験がある」のデータと合わせて考えると、若い世代ほど子どもの写真は見られたくない情報ではないと考えている人が多いのでしょか?

ネットの情報はアップした人が削除しても、完全には消えることはない

しかし調査を行なったアバストでは、子どもの写真をインターネットで公開することについて、「デジタルタトゥーのリスク」を指摘しています。デジタルタトゥーとは一度ある情報や写真をインターネット上に公開すると、元の情報や写真が削除された後もインターネット上から消すことができないこと。アップした人がたとえ削除しても、SNSのサーバにはその人が画像を送信したという“ログ”と呼ばれる記録が残っているのです。同調査によると、ネットに上げた写真や情報が消せないことを知らない日本人は、なんと30%。特に50~60代女性については、約5割がネット上に投稿した情報が消せないことを知らないといいます。

それでも、自分の責任で自分の発言や写真がインターネットにログとして残るのは、ある意味自己責任でしょう。しかし親の独断で自分の写真を掲載されてしまった、子どもの立場を考えてみてください。実際、オーストリアでは18歳の女性が両親に対し、幼少の頃に撮影された写真をFacebookから削除を要求したものの、拒まれたとして提訴する事件が起こっているのです。

子どもの写真を掲載するのがすべてダメでは、もちろんありません。ただ親であれば掲載にともなうリスクは、ある程度頭に入れておいたほうがいいでしょう。そしてSNSの非公開設定についても、一度しっかり確認してみることをおすすめします。

【調査概要】
調査主体:アバスト
調査対象:日本国内の20~69歳のインターネット利用者
調査数:1,000人

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