ラグビーW杯でも大活躍……日本で活躍する人が帰化することに「嬉しい」と感じる人は約4割

Suits-woman.jp / 2019年10月9日 8時0分

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現在開催中のラグビーワールドカップ。日本代表はロシア、アイルランド、サモア相手に三連勝という最高のスタートを切りました。悲願となる1次リーグ突破をかけ、10月13日には強豪スコットランドと対決。スコットランドは4年前のワールドカップでは10-45で大敗した因縁の相手なので、ぜひとも雪辱を果たしてほしいですね。

ラグビー日本代表は全選手のうち半数が外国出身

ラグビー日本代表は全選手31人のうち、15人が外国籍もしくは外国出身、帰化選手で構成されています。ラグビーの場合、代表選手の選出条件は「出生地がその国」「両親、祖父母のうち1人がその国出身」「その国に3年以上継続して居住」「通算10年にわたり居住」のうち、1つを満たせばOK。つまり他の競技のように日本へ帰化しなくても、日本代表になれるのです。これは国籍よりも生活している国や地域を重視する、ラグビー特有の考え方からきています。

この多様性を認めるラグビー精神も素晴らしいのですが、外国人プレイヤーが「日本へ帰化した」と聞くと、さらに特別な気持ちを抱く人も多いのではないでしょうか?ちなみにラグビー日本代表でもキャプテンのリーチ・マイケル選手をはじめ8人いますが、「エアトリ」が日本国籍を持つ男女を対象に「日本国籍取得」に関する調査を行なったところ、全体のうち「非常にうれしい」「やや嬉しい」と答えた人の合計は39. 6%となっています。

半数以上の人は「どちらともいえない」と回答。現在の多国籍となっている日本代表に違和感を覚える人もいるのでしょうか?

帰化した選手が多いと感じるナンバー1のスポーツは「相撲」

さらに同調査では、「最も日本人に帰化した選手が多いと感じるスポーツ」についても調査しています。やはり、今話題のラグビーがトップなのでしょうか?結果は次の通りとなりました。

帰化した選手が多いと感じるスポーツ

1位 相撲……48.2%

2位 ラグビー……14.2%

3位 サッカー……8.2%

4位 野球……5.6%

5位 格闘技……0.7%

一番多いのはラグビーではなく、「相撲」が圧勝(48.2%)。相撲について中には「スポーツではない」と感じる人もいるかもしれませんが、日本相撲協会は公式サイトで「長い歴史の中で次第にルール化され、洗練され、様式化されてスポーツとしての形態を整え、我が国固有の伝統文化となった」と明言。スポーツである側面も、れっきとした相撲の一部なのです。また国技でありながらも、外国人力士を柔軟に受け入れる文化があるのも奥深いところです。

さらに同調査では「日本国籍を取得してうれしかった有名人」をアンケート。調査の結果をランキングにしたものが、以下となります。

かの有名な日本研究家であり作家でもある小泉八雲も、ギリシャ人から帰化しています。

1位はモンゴル出身で9月3日に日本国籍を取得した白鵬。そして、現在ラグビーワールドカップで大活躍中のリーチ・マイケル選手も4位にランクインしています。また興味深いのは2位にランクインしたサッカーのラモス瑠偉。選んだ理由として「子供のころ初めて知った帰化した人なので」(40代・女性)という意見がありましたが、確かにアラフォー世代では帰化選手の象徴となっている存在かもしれません。また、それに続くドナルド・キーンは日本文学研究者。今年2月に他界しましたが、2011年の東日本大震災の翌年に89歳にして日本国籍を取得したことが話題となりました。このことに関して「東日本大震災後の『今こそ私は日本人になりたい』と、90に近い歳で故郷のニューヨークより日本に骨を埋める覚悟に感動した」(50代・女性)と、胸をうたれた人が多かったようです。

こちらの銅像はリーチ・マイケル選手……ではなく、日本代表のラガーシャツを着ている別府駅前にある油屋熊八像です。

帰化した人の数だけドラマがある……そう考えると、ラグビーワールドカップで活躍をする帰化選手、そして帰化せずとも日の丸を背負って戦う外国人選手を応援せずにはいられません。彼らの活躍少しでも長く見ることができるよう、10月13日に開催されるスコットランド戦も応援したいものです。

【調査概要】
調査主体 :株式会社エアトリ
調査対象 :日本国籍を有する20代~70代の男女1,304名
調査期間 :2019年9月26日~9月29日
調査方法 :インターネット調査

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