知ってる人は得をする!「ちりつも」な節税方法と投資テク

Suits-woman.jp / 2020年3月4日 10時0分

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節税と聞くと「なんだか悪いことをしている気分……」と思ってしまうのは、かつての筆者だけでしょうか?

当然のことながら、「節税」と「脱税」はまったくのべつもの。正しくかつ許される範囲での節税対策を行なうことは、資産形成への近道なのです。今回は、ちりも積もれば山となる節税方法、また節税でできる投資テクをご紹介します

年末調整では受けられない所得控除がある!

会社勤めをしていれば、年末調整を行なうことで自分が払うべき税金を正しく計算し支払うことができます。しかし、なかには年末調整では控除ができないものも……。会社員であっても、年末調整だけでは受けられない所得控除は、主に下記の3パターンです。

下記の控除を受ける場合は、確定申告が必要になるので注意しましょう。

医療費控除

医療費控除は、病気やけがで10万円以上の医療費がかかった場合に控除を受けられるもの。最高で200万円まで控除が可能で、不測の事態で多くのお金がかかってしまった人の税金を低くしようという制度です。「今年は思わぬケガで出費が多かった」というような場合は適用される可能性がありますので、是非申請しましょう。

寄付金控除

寄付金控除も年末調整では受けられない控除のひとつ。ふるさと納税では「寄付をする→品物を受け取る→寄付金控除の申請をする」という方法で控除を受けることができます。ふるさと納税には、たくさんの魅力的な商品が用意されています。どうせ使うものなら、節税効果があるふるさと納税を利用してみるのも良いでしょう。

雑損控除

災害や盗難にあい、被害を受けた時に受けられる控除が雑損控除。一年間分の所得よりも大きな被害があった場合は3年間にわたって繰り越すことが可能です。病気やけがなどと同様、予測できない不幸があった場合には所得控除を受け税金を減らせる仕組みになっています。

投資の利益に税金がかからない!節税効果がある投資テク

節税と投資を同時に出来るのがNISAやつみたてNISA、またiDeCoという制度です。投資の元手となる資金がそれほど多くない場合、せっかく投資をして儲けが出ても大きな利益にはならない場合が多いもの……。それでも利益をまるごと再投資できると、長い時間をかけることで少しずつ資産形成をすることができるのですが、実際は投資によって得た利益にも税金がかかり、また手数料が引かれたりして思うように資産が増えにくいものです。

しかし、投資で得た利益に税金がかからず、かつ手数料が安いものに絞って投資ができる制度があるとしたら?本気で資産形成を考えているのであれば、使ってみたくなりますよね。

NISAとつみたてNISA

国民が上手に資産形成できるようにと考えられたNISAとつみたてNISA。NISAは短期間にある程度まとまった資金を投資することでしっかりと資産を増やしたい人向け。投資できる対象も幅広くなっており、ある程度投資の知識を必要とします。

一方つみたてNISAは、長期的な投資を目的にした制度です。投資できる商品は金融庁が厳選したものだけですので、NISAと比べて初心者でも利用しやすいと言えるでしょう。NISAとつみたてNISAはどちらも投資によって得た利益に税金がかかりません。この点に節税効果が出てきます。

また、NISAとつみたてNISAはどちらかしか利用することができませんので、どちらが自分に合っているかをじっくり考えてみる必要があります。

iDeCoでは掛け金も全額控除され、さらに税金がお得に

iDeCoには投資で得た利益に税金がかからないだけでなく、iDeCoを利用して投資をした金額がすべて所得金額から控除され、その分所得税が安くなるという効果があります。この所得控除は、NISAやつみたてNISAにはない特徴です。

また、将来年金や一時金としてお金を受け取る際にも、一定金額まで税金がかからず受け取ることができます。

iDeCoで実際に節税できる金額は?

それでは具体的に、毎月1万2,000円の積立をした場合、いくら節税できるのか計算してみましょう。1万2,000円なら頑張れば積み立てに回せそうですよね。

この場合、1万2,000円×12か月=年間14万4,000円が所得控除になります。

課税される所得の金額から14万4,000円減ったため、本来であれば減った分の14万4,000円にかかっていた所得税(20.315%)と住民税(10%)がそのまま自分の年金として残ります。

所得税14万4,000円 × 20.315% = 2万9,253円

住民税14万4,000円 ×   10% = 1万4,400円

⇒年間で約4万3,653円の節税効果があります。

「節税対策」のはずが…ワンルームマンション投資のワナ

 「節税になり、将来はローンなしのマンションが手に入る」という触れ込みで、多くの人を惹きつけるワンルームマンション投資。しかし、甘い言葉とは裏腹に、実際には思うように賃料が取れず、結局ローンが残ったまま売却してしまうこともあります。

ローン返済に苦しむケースもしばしば……。

大きな損が出る可能性もあるリスクの大きい投資だと言えるでしょう。

税金対策をすると無駄遣いが気になるようになる

どんぶり勘定で自分の収支を把握していると、コンビニなどで購入するちょっとしたお菓子や日用品への支出を気にすることはありません。でもこの小さな出費が、実は将来の投資資金になり、その先の未来につながると考えられるとお金の出入りに敏感になってきます。

一見小さく見えるお金のために確定申告の書類を作成し、節税対策を行なうことは面倒かつ意外と容易ではありません。でも将来お金持ちになりたいと思うのであれば、収支に細かく反応する癖が必要です。そのためにもまずは可能な節税対策を確認し、しっかりと申請を行ないましょう。それによりお金をコントロールする感覚が芽生え、むやみに使いたくないと思えるようになってきます。

文/山根ゆずか

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