医療とサロンは大きく違う!?元店員に聞いた、脱毛エステのリアル事情

Suits-woman.jp / 2020年6月19日 11時30分

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医療とサロンは大きく違う!?元店員に聞いた、脱毛エステのリアル事情の画像

おこもり生活が続いた中、女性たちの間では、脱毛したい気持ちが高まっているようです。実際、医療脱毛を行なうエミナルクリニックの調査(h1)によると、女性たちはのコロナ終息後にやりたい自分磨きとして「美容院に行く」「脱毛サロンに行く」がトップ2に。


真夏に向けて、脱毛は気になるところです。

でも、脱毛は噂によればちょっと気をつけなければならないことも。そこで、脱毛エステサロンの元店員や体験者のインタビューより脱毛のリアルを探ってみました。

ずるずる勧誘され3年で150万もつぎ込み後悔…

脱毛サロンをはじめとして、エステといえば不安になるのが「勧誘されるのでは?」という不安。実際のところどうなのでしょうか?

まずは、ある脱毛エステサロンに通っていた30代女性Hさんの体験談から。

「知り合いから紹介されて、数年前に中堅規模のエステサロンに通い始めました。はじめは腕の部位だけであれば安いと思って通い始めたものの、エステティシャンから、脇以外にも脱毛したほうが良いと勧められ、他のパーツも脱毛していったら、結局、全身の脱毛を行なうことに。

さらに、脱毛効果を上げるために化粧品も購入するようにとのことで、言われるがままに購入もしました。脱毛後、しばらくすると毛が生えてきてしまうため、1年で終わらせるつもりが3年間も通うことになってしまいました。結果、脱毛にかかった総額は150万円近くに……。振り返ってみると、ずいぶんとさまざまな勧誘をされていたのですが、よくわからず効果が出ると思って購入してしまい、いまはもっと慎重に考えればよかったと後悔しています」

勧誘によってずるずると3年かけて150万も!これには驚きます。やはり勧誘は事実だったようです。

元大手エステサロンの店員で、現在、大手美容クリニック勤務の20代女性、Sさんによれば、どうやら店員には厳しいノルマがあるようですが……。

「私がかつて働いていた都内のエステサロンでは、営業ノルマが厳しく、その日のノルマに達しないと業務後の20時以降に、上司と『どのようにしたら契約がとれるか』などのロールプレイングを2時間ほどしないといけませんでした。しかも残業代はもらえず、たいへんつらかったのを思い出します。

また離職率が70%と高かったこともあり、休憩の1時間以外に手が空いている時間は一切なく、いつも時間に追われながら仕事をしていました。精神的に余裕を持てない職場でしたね」

厳しいノルマに残業代なし、休む暇なし、とくれば、離職率も上がって不思議ではありませんね。

脱毛が終わらない…は本当?

脱毛エステは、永久脱毛ではないため、脱毛してもまた毛が生えてきてしまうといわれます。脱毛が完了するまで時間もかかり、先ほどのHさんのように何年も通い続けなければならないとという噂も。実際のところどうなのでしょうか?

元大手エステサロン店員で、26歳の女性Cさんは次のように話します。

「大手エステサロンに来られていたお客様のほとんどは、『周りの友達が通っているから』という口コミが圧倒的に多く、脱毛について事前に詳しく調べられている方は少なかったです。『短時間で決めた予算内で永久脱毛をしたい』などの明確な目的意識を持っている方は事前に自分で調査し、医療レーザー脱毛を選んでいるのでしょう。

私が勤務していた大手エステサロンでは一時期、お客様が殺到し、通常でも2、3か月は予約がとれず、脱毛が完了するまでに 12回~24回ほど施術を受ける必要があるため、完了まで3年から5年かかってしまうような状況になっていました。お客様から、予約が取れないというクレームも多かったため、予約状況を改善すべく、3時間かかっていた施術を1時間に変える方針にするなど、施術ルールが頻繁に変わるため、現場で大いに困惑しました」

3年も十分長いのに、5年もかかることもあるとは……。

元大手エステサロンの店員で、現在、大手美容クリニック勤務の20代女性Sさんは、永久脱毛が目的なら医療脱毛が良いと本音を話していました。

「カウンセリングでは、永久脱毛と言うのはNG で、通う回数は 1 回で 10 %程度毛が減るということで明確な期限は伝えません。

エステサロンは永久脱毛ではなく、通い続けないと生えるので、長く通う必要がある一方、医療脱毛は毛根も細胞も破壊するので、5回など期間限定で済みますし、効果も高く出ます。コスト的に考えても、永久脱毛を望むのであれば医療脱毛を選んだほうが良いのではないかと思います」

脱毛エステでは施術のリスクも

脱毛サロンや医療脱毛など、施設脱毛は人気が高いですが、問題も多く起きているようです。

国民生活センターでは、「なくならない脱毛施術による危害」(h2)と題して、webページ上で危害事例を紹介しています。

エステで受けた施術による事例の一つによれば、「毛穴に針を刺して毛根を熱で死滅させる永久脱毛の施術を受けたら赤く腫れあがった」なども。

大手脱毛サロンに通ったことのある20代女性Mさんは、こんな体験をしたそうです。

「脱毛サロンで脱毛を受けた当日からかゆみがあり、数日経つと肌が赤く腫れてきてしまいました。原因は日焼けをしている部位があったのに、私もエステサロンの方も気づかなかったようで、脱毛機器の光が反応してしまったようでした。

サロンはクリニックと違って、医師が常駐していないとのことで、対応スピードも、異常発覚後、すぐというわけにはいきませんでした。

エステサロンが提携している医療機関にサロンのスタッフと伺い、薬をもらって、それで治りましたが、跡が残らないか非常に不安でした。通う前にトラブルも起こりうることをもっと情報収集しておけばよかったと思いました」

元大手エステサロン店員で26歳の女性Cさんは、こんな店員としての体験談を話してくれました。

「肌感覚ではありますが、10名に1人程度の割合で腫れや火傷などの肌トラブルが報告されていました。特に夏の時期はお客様が日焼けされているのに気づかず、エステティシャンが施術してしまい、肌トラブルが増える傾向にありました。

そうしたトラブルがあった場合、エステサロンには医師がいないので、上長に報告の上、上長が提携している皮膚科のクリニックに予約を入れてお客様とともに施術内容を医師に説明しに行くのです。ところが、担当したエステティシャンから提携クリニックに伺うまでに何名か間に入るため、迅速に対応できないのが実情です」

トラブルは確かに起きるリスクはあるようですが、その後の対応がスピーディーに進むかどうかが、脱毛に通う際のポイントになりそうですね。

おこもり生活で脱毛ニーズが高まるなか、勢い余ってよく調べずに通い始めるということがないようにしたいものですね。

肌の露出が増える季節、女性の脱毛努力は
涙ぐましいものがあります。

 [h1]https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000053998.html

 [h2]http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170511_1.html

取材・文/ 一ノ瀬聡子

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