何故『ポテト塩無し』オーダーは60秒キャンペーンキラーとなれたのか

秒刊SUNDAY / 2013年1月14日 12時0分

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マクドナルドの60秒キャンペーンキラーとして注目を浴びている「ポテト塩無しオーダー」これはお客さんのご要望になるべく応えると言う取り組みで「made for you」等と言われている。業界では「○○グリル」等と呼ばれ、例えばハンバーガーのピクルスカットなどは「ピクルスグリル」等と言われる。さて、一般的に考えてハンバーガーのピクルスカットのほうが、ポテト塩無しよりも時間がかかりそうだが何故ポテト塩無しは60秒キャンペーンキラーなのか。

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さてポテトとハンバーガー。どちらが手間がかかるかと言われれば恐らく多くの人は「ハンバーガー」と答えるだろう。しかし、ポテトの塩が無いだけでとんでもない時間がかかってしまうという事実。一体何故塩が無いだけでそこまで時間を取らせてしまうのだろうか。

それは製造工程の違いが一つの原因だ。
例えばハンバーガーや、ビックマックなどはあらかじめストックしておいた「ミート」「バンズ」の上に特殊なソースを「ドレス」していく作業となる。つまり既に素材はあるという前提での話であり、たとえその状況で「ピクルス」や「オニオン」がカットされたとしても、途中でそれらを抜けばよい話。時間に大差はない。



ところがポテトは勝手が違う。
まずポテトは『冷凍芋』を冷凍庫から取り出した後一定期間解凍したモノを油で揚げる。しかも揚げる時間は3分間「ピーろリーピーロリ―」という音を聞いたことがあると思うが、揚げ上がったその音だ。つまりポテトはオーダーから最低3分かかってしまうので60秒キャンペーンなどもってのほかだ。

しかし当然3分も客を待たせるわけにはいかないので、あらかじめポテトを作っておくのが通例。つまり作り置きだ。だが、この作り置きには『ポテト塩無し』などと言う「made for you」は存在しない、つまり作り直しと言う事になる。当然3分の揚げ時間が発生する為、必然的にポテト塩無しは3分かかってしまうと言う訳だ。

作り置きのポテトの塩を落とせばよいのでは?と思うのかもしれないが、シビアな客はそれでは満足しない。「made for you」は手抜きは断じて許されないマクドナルドの愛なのである。

従って、物理的に3分以上かかってしまう「ポテト塩無し」は60秒キャンペーンキラーとなれた。もちろんマクドナルド側もこれはあらかじめ想定はしていたはずだが、キャンペーンをやることに意義があるということで特に禁止していないのだろうと考えられる。

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