珍物件も見学できる「物件ディスカバリーツアー」に参加したら下町庶民ダンジョンだった。

秒刊SUNDAY / 2014年5月7日 14時42分

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珍物件も見学できる「物件ディスカバリーツアー」に参加したら下町庶民ダンジョンだった。



家に住むことは、街と暮らすこと――。そんなキーワードにピンと来た方は、もしかしたら、以下にご紹介する「まち暮らし不動産」が、自分らしい暮らしづくりに、新たなヒントを与えてくれるかもしれない。今回はそんな「物件ディスカバリーツアー」というものがあるということで早速参加してみた。普段見慣れた街並みがこのツアーに参加することでまた違った角度から垣間見ることができるぞ。

―「まち暮らし不動産」が企画する「物件ディスカバリーツアー」の様子


「まち暮らし不動産」とは、地域の拠点づくりなどを手がける株式会社N9.5(エヌキューテンゴ)による不動産事業。同社主催の「物件ディスカバリーツアー」は、東京・阿佐ヶ谷と西国分寺を中心に、今その街に暮らしている人と一緒に街を歩きながら、物件探しをする。今回は筆者自ら、このツアーに参加してきたので、そのもようをお伝えしよう。



日当たりの良い窓から外を眺めるツアー参加者。

ツアーは案内人となるメンバーがセレクトした賃貸物件を、文字通りツアー形式で順々に見て回る。宅地建物取引主任者の資格を持つ篠原靖弘さんを中心に、約半年前から月に2~3回のペースで行っている。

一回の参加費は500円で、特に引越しの意思がなくても、「その街に新たな発見を求める人」なら誰でも参加することができる。参加者は対象となるエリアに住居や職場がある人もいれば、引越しするにあたって街を知るために参加する人もいる。ツアーを通じて、参加者同士がつながりを持ち、リピーターとして参加しているケースも少なくないそうだ。



筆者が参加した回で訪れた物件の一例。味わい深い建物名。




窓から隣の家の時計が見える(時計いらずの部屋)。



観葉植物が植えられた専用庭。塀の向こうは、国分寺の名所「お鷹の道・真姿の池湧水群」の遊歩道。



さまざまな使い方に思いを巡らせるのが楽しい。

所要時間は、街歩きを含めて約2時間半。途中、案内人おすすめの店やスポットにも立ち寄りながら、3~4軒の物件を内覧する。案内される物件は、築40年を超える風呂なし木造アパートから、閑静な住宅街のファミリータイプ物件まで、家賃や間取りもバラバラ。自分からダイレクトに求める物件とは違い、“予想外な出会い”が提供されるのもこのツアーのおもしろいところだ。もちろん、案内された物件が気に入れば、まち暮らし不動産を通じて契約することも可能となっている。



見学後はツアー恒例の「家賃当てクイズ」。物件情報をチェックするのが好きな人なら燃えること間違いなし。
ちょっと珍しいスポットは立ち止まって解説も。自宅をコミュニティスペースに活用する「住み開き」の一例として紹介。



ちょっと珍しいスポットは立ち止まって解説も。自宅をコミュニティスペースに活用する「住み開き」の一例として紹介。



「これって、何の木ですか?」。街人への声かけも積極的。ちなみにこちらは柿の木。



近場の農園で採れた野菜の路上販売スペース。寄り道はツアーの醍醐味。

このツアーは、開かれた暮らし方を家の中だけでなく、街の中でも実現していきたいという思いから企画したものだという。「引越ししたその日に、例え数人でも近所に知り合いがいたら楽しい。ツアーを通じて、人と街がゆるやかにつながっていく暮らし方を提案していくことができれば」(篠原さん)。

人と街をつなげる役割を担うのは、不動産業者として本来あるべき姿。地域や人と持続的な関係性を築きながら、豊かな暮らし作りを提案する「まち暮らし不動産」のこれからにもぜひ注目したい。

開催スケジュールはFacebookページなどで確認できる。まずは、豊かな暮らし作りの一歩に、「物件ディスカバリーツアー」を体験してみてはいかがだろうか?

(根岸達朗+ノオト)

記事提供:CHINTAI情報局

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