たいしたこと無い料理写真を超絶旨そうに撮影して「いいね」もらう方法

秒刊SUNDAY / 2014年5月13日 12時0分

写真

たいしたこと無い料理写真を超絶旨そうに撮影して「いいね」もらう方法



おいしそうな料理をFacebookにアップすると、「いいね!」がいっぱいついたりしますよね。腕によりをかけて作った料理や、カフェで注文したかわいいスイーツ。せっかくだから写真に撮って、ブログやSNSで披露したい!そんなふうに考える人もいるのでは? でも、イマイチ思い通りに撮れなくてモヤモヤ……なんてことも。そんな方に朗報です

―フォトグラファーの佐藤朗氏に撮影のコツを教わった。


いったい、どうすれば料理の写真をおしゃれに撮れるのだろう……。そんな悩みを解決するべく、料理専門の写真教室「フェリカスピコ」を主宰するフォトグラファーの佐藤朗氏に撮影のコツを教わった。

「料理を作るとき、まずは材料を思い描いて献立を考えますよね。写真もそれと一緒で、最初に仕上がりをイメージするんです。こんな写真が撮りたい! ではそのためにどうするか。これを逆算して考えることが大切です。イメージが湧かなければ、雑誌などの気に入った写真をまねしてみるのもひとつの方法ですね」

たしかに、なんとなく感覚でお皿にカメラを向けていたかも……。ではイメージが固まったところで、具体的にどんなことに注意すれば、おしゃれでおいしそうな写真が撮れるのだろう。

「一番のポイントは、昼間の自然光を利用すること。室内で撮影するなら、部屋の電気はオフにしてください。さらにきれいに撮るコツは“逆光”【※1】です。これだけで、被写体に立体感が生まれ、ふんわりした光が作れます。撮影したい料理は、できるだけ窓際にセットしてみてください」

これは意外。逆光で撮影すると、被写体が暗くなって失敗してしまうイメージがあったのだが……。

「たしかに逆光で撮影すると、影ができて暗くなってしまいます。そんな時は、カメラの露出補正を使います。最近のコンパクトデジカメには、ほぼ搭載されている機能です。プラス側に補正をかけることで、暗く写る部分を明るくできるのです。特に影が強く出るところは、レフ板【※2】で補いましょう。白い画用紙や布で代用できます」

露出補正機能! 今まであまり意識しなかったけれど、たしかにカメラには+と-のマークがある。

「最後に重要なのがアングルです。ありがちなのは、皿や器をすべて写し込んでしまうパターン。撮影したいのは料理なので、皿は画面からはみ出しても構いません。できるだけレンズを望遠側にして、料理そのものに寄ること。望遠にすると背景もボケやすく、よりおしゃれなイメージに撮れます」

先生のアドバイスにしたがって、さっそく筆者もおしゃれ料理写真にチャレンジしてみた。


―実際にやってみた



何となくシャッターを押した料理写真。昼間の室内で撮影した。外からの自然光と蛍光灯が混じって、なんだか色味がおかしい。皿全体が写っているが、特に皿にこだわりがあるわけではない。



先生のアドバイスどおり、仕上がりを頭にイメージ。〝爽やかな昼下がりのカフェランチ〟そんな雰囲気をイメージしてみた。そこで、淡い色のシフォンのクロス(実はストール)と、コップに入れた飲み物を準備。



一番のポイント、自然光で撮影する。部屋の電気を消し、テーブルをできるだけ窓の近くに寄せる。重要なのは逆光。窓からの光が料理を後ろから照らすことで、立体感を期待。カメラの露出補正機能に加え、手前に白いボール紙を置くことで、手前の暗い部分をさらに明るく調整してみた。



これができ上がりの写真。いかがだろうか? パスタのソースに、逆光の効果で照りが出た。皿の余白をあえて画面からカットし、必要な部分だけをクローズアップ。カメラの露出補正機能を+1に設定したので、しっかり明るく写った。さらに、レンズを望遠側にしたことで、メイン料理の周辺をボカすことに成功。おしゃれな昼下がりのカフェっぽさが演出できたのではないだろうか。

一眼レフカメラのような高級機を使わなくても、イメージ作り、光の当て方、カメラの設定によって、料理写真はぐっとおしゃれに撮れる。みなさんもぜひ挑戦してみてはどうだろう。

【※1】被写体の後ろ側から太陽が当たっている状態。太陽の方向にカメラを向けるイメージ。
【※2】表面を白や銀にした反射板。撮影時、被写体に向かって反射光を当てることで、影を取り除くなど光を加減できる。

(波多野友子+ノオト)

記事提供:CHINTAI情報局

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