地球ヤバい!「地磁気逆転現象」の進行が予想より早まっている可能性が浮上

秒刊SUNDAY / 2014年7月12日 12時23分

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地球ヤバい!「地磁気逆転現象」の進行が予想より早まっている可能性が浮上



地球は一つの巨大な磁石と見なすことができる。北極点付近にある北磁極がS極、南極点付近にある南磁極がN極になっているため、方位磁石を水平に構えれば、磁針のN極が北を、S極が南を指す。理科の授業で誰もが習う現象だ。
しかし、およそ100万年前の地球では、この地磁気の向きが現在とは逆であったことが判明している。まるでSF小説のような突拍子もない話だが、地球上ではこれまで幾度となく「地磁気逆転現象」が起こってきたのだ。そして最近になって地磁気が著しく弱まってきているデータが確認されており、科学者たちの間では地磁気逆転現象の前兆ではないかとの声が上がっている。


冷えて固まった溶岩は地磁気によって磁力を帯びる。したがって、過去の地層から発掘される岩石を分析すれば、その時代の地磁気の向きを調べることが可能だ。研究の結果、過去400万年間に10回以上もの地磁気逆転現象が起こっていたことが分かった。発生周期はランダム性が強く、100万年間隔で連続して1~2回起きることもあれば、1000万年以上全く起きないこともあるという。
何故このような現象が発生するのか。地球の中心核の磁性変動が原因という説が有力だが、いまだに明確な結論は出ていない。

地磁気は世界各地の観測地点で計測されており、年々弱まっていることが判明している。これまでその減少率は100年間で5%程度と予想されていたが、人工衛星SWARMから送られてきた最新のデータを分析したところ、なんと10年間で5%も減少していることが分かった。実に当初の予想の10倍の早さで地磁気の減少が進行している計算になる。もしこれが本当に地磁気逆転現象の前兆であれば、はるか未来のことだと思われていた地磁気の逆転が近い将来起きる可能性もあるのだ。


―地磁気逆転現象が何を引き起こすのか?

普段我々が意識することはほとんどないものの、地磁気は地球上の様々な生物の行動に影響を与えている。たとえば、チドリやハクチョウに代表される渡り鳥、イルカやサメなどの海洋生物は、地磁気を探知して方向を認識している。地磁気逆転の過程で極端に地磁気が弱まれば、方向を見失った動物たちが座礁・餓死に追いやられ、生態系が崩れる可能性がある。
人類にとっても他人ごとではない。何より厄介なのが、「宇宙線」の問題だ。地磁気は太陽から吹き付けられる有害な太陽風をブロックするシールドのような役割を担っているが、この防御壁がなくなれば地球上に強力な宇宙線がまともに降り注がれてしまう。その結果、全世界でガン患者や奇形児の数が増加する可能性がある。

このような話題を目にすると世界の終末をイメージする方がいるかもしれないが、誤解しないでもらいたい。これらは所詮、関係者の間でまことしやかに囁かれている「噂」に過ぎない。
これまで幾度もの地磁気逆転現象が発生してきたが、生物の大量絶滅など致命的な損害を示す科学的データは何一つ存在しないのが実情だ。地磁気逆転=人類滅亡と結びつけるのはあまりにも早計である。ノストラダムスの予言のような都市伝説・オカルトネタの一種と考えるべきだろう。

しかし、地磁気の急激な変化によって、GPSをはじめとした通信システム・電化製品が誤作動を起こし、世界各地で社会的混乱が発生する可能性は否めない。電力と磁力は表裏一体の存在。宇宙レベルの磁気変動が起きれば、電力システムに依存している現代社会にとって大きな脅威となる。

近年の地磁気衰退の原因を、人類が普及させてきた電力システムに見る科学者も少なくない。一台の家電から発せられる磁力は微々たるものだが、世界全体で見れば膨大なものとなり、地磁気に悪影響を与えてしまう可能性がある。地磁気を乱すほど巨大な電力システムを生み出してきた人類が、逆に磁力によって報いを受ける時が来ても不思議ではないのだ。


―海外の反応

・子供の頃にこの話題を本で読んで以来、俺はずっと地磁気逆転現象が起きるのを待ってるんだよ。早く起きないかなぁ。
・「逆転」っていう言葉を聞くとすぐに磁極がひっくり返ると思うかもしれないけど、実際には何百年、何千年と時間がかかる現象だぞ。完了する頃には俺たちはとっくに死んでるよ。
・最後に地磁気が逆転した時は250年程度で完了したらしい。人一人の寿命におさまる長さじゃないけど結構スピードは早いぜ。
・最悪のケース:地磁気が弱ってる時に強力な太陽嵐が発生。世界中の電力システムがダウンして大都市で歴史的な混乱が起きる。最良のケース:新しいコンパスを買うだけで済む。
・近代インフラの崩壊をもたらすほどの世界的大災害で何百万人もの人々が死に、社会の文明は少なくとも数十年は後退するだろう。…あるいはサンタクロースが南の方に引っ越すかもな。
・いくらなんでもそれはないよ。誇張しすぎだ。
・まぁ、携帯電話やGPSはしばらく使えないだろうな…。たぶんインターネットもダメだろうけど、原始的な生活をおくっている人たちには関係ない話かもな。
・世界中のインフラを破壊して大勢の人々を死に至らしめた第二次世界大戦に比べたら大したことないだろ…。それに俺たちは10~20年程度で瓦礫だらけの街を再構築して戦災から復興を果たしたじゃないか。きっと大丈夫さ。破壊されたものを再生したり、他の大型動物を殺すような過酷な環境で生き延びたりするのは人間の得意分野だろ。
・最近じゃほとんどの航空機にフライバイワイヤーシステムが採用されてるし、多くの発電所や電力系統はコンピュータや電力システムにコントロールされてることを忘れちゃいけない。太陽フレアの巨大な電磁パルスを防いでくれる地磁気が弱まったら、これらのシステムに相当影響するんじゃないのか?
・もし巨大なコロナ質量放出が地球を直撃したら電力系統はオシャカだよ。修復には何十年もかかるだろうな。しかも修理には電気機器が必要だけど肝心の電気を作れない。まさに悪循環さ…。
・風力発電や水力発電、太陽光発電を活用しよう。(提案)
・コンパスは問題ないだろ。北と南の磁針の色を逆にすればいいだけじゃないか。
・コンパスの新商品が発売されるかもな。
・電力システムが破壊されても商売は不滅だぜ!
・マイク ロウがナレーターやってるH2っていうテレビ番組で昨晩この話題が討論されてたのを見たよ。かなり怖かったなぁ。

掲載元
http://www.reddit.com/2abfmo/

(ライター:sha-la-ku)

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