アイルランド政府ついに「水」に税金「水税」導入検討!→学生デモ勃発

秒刊SUNDAY / 2014年10月13日 22時2分

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アイルランド政府ついに「水」に税金「水税」導入検討!→学生デモ勃発



2014年9月下旬、民主主義の原理に反するような政治活動を展開している中国政府に反対するために、香港で大規模な学生デモが勃発。世界中の政治関係者を驚愕させたが、今度はヨーロッパのアイルランドでも市民デモが発生した。政府が導入を検討している「水税」に抗議するために、10万人以上もの市民が反対の声を上げる行進を行った。


現在、アイルランド政府は財政赤字の対策に追われている。GDP(国内総生産)のおよそ3割を占める国家借入金、収入の中核をなす輸出額の縮小、多少回復傾向にあるとはいえ失業率はいまだに10%を超えており、経済成長率も思うように伸びていないのが実情だ。

低迷する財政状況を打破するため、アイルランド政府は「水税」導入による歳入増加策を検討し始めた。酒やタバコを嗜まない国民はさほど珍しくないが、水道を利用しない家庭は存在しない。水道料金を上げれば、確実に政府の税収入は増える。経済危機に対応するためには、避けて通れない政策と言えるだろう。

しかし、水税を導入される側の国民にしてみれば到底受け入れがたい話である。水税が導入されれば、水道料金は年額約280€(およそ38000円)に上がり、最終的には1000€(およそ14万円)近くにまで引き上げられる可能性がある。贅沢品なら購入を我慢することもできるが、水が無ければ生活そのものが成り立たない。ただでさえ物価の高いアイルランドで生活している人間にとっては、まさに死活問題だ。

そこで、市民団体が町中の市民に参加を呼びかけ、政府への反対デモが敢行されることになった。その参加人数は10万人規模。アイルランド市民の関心度の高さがうかがえる。

実はアイルランド政府は、90年代にも水税を導入しようとしたことがある。その際は市民団体の壮絶な反対活動により案を破棄する形になったが、はたして今回のデモはアイルランド政府の政策にどのような影響を与えるのだろうか。市民の戦いは依然として続いている。


―海外の反応

・おいおい、次はどんな税金を押し付ける気だよ。空気税か?
・きれいな水を確保するためには水税もやむを得ないんじゃないかな。
・俺たちは水を手に入れるために他にもいろんな税金を払ってんだよ。水道が民営化されたらたまったもんじゃねーぞ。
・反対活動を展開している人々に拍手をおくりたいね。
・市民が怒るのも無理ないわな。
・アイルランド市民は長年苦しめられてきたんだ。国が本当に守るべき人たちは誰なのかよく考えてほしいね。
・こんな政策は政府のやることじゃない。
・水を大量に浪費している企業こそ叩かれるべきだ。市民に負担を押し付けるな。
・俺はカリフォルニアに住んでるけど、水道代は年600ドル(およそ64000円)くらいだぜ。生活に必要な水に金を払うことに対しては特に抵抗ないけどな。
・多分、あんたはストックホルム症候群にかかってるね。
・過去40年にも渡って重い税金で苦しめられてきたのに、さらにきつい税金を課せられることが問題なんだよ。
・水道メーターを隠すしかねーな。
・古典的な手法だねw
・低所得の国民に負担を押し付けて法人税を減らす。これが政府にとって最も都合の良いやり方なのさ。
・全然関係ないけど、100000っていう数字はコンマが無いと分かりづらいよな。

掲載元
http://www.reddit.com/2j0p2s/

(ライター:sha-la-ku)

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