急増した外国人宿泊客、その国籍は?人気が上昇した都道府県は?【2018年まとめ】

TABIZINE / 2019年3月29日 7時30分

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昨年は自然災害が相次いだ日本。それにも関わらず、外国人延べ宿泊者数は2017年に比べ11.2%増の8,859万人泊と過去最高を記録しました。観光庁がまとめた宿泊旅行統計調査(平成30年年間値<速報値>)から興味深い点をピックアップしました。

伸びが目立つイタリア、フランス
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外国人延べ宿泊者数上位20位の国や地域の中で、前年比が最も伸びたのは16位のイタリアです。29.8%増を記録しました。

日本政府観光局(JNTO)によれば、イタリアからの経由便の座席数が増えているのと、各種誘致活動の結果、イタリアで最も信頼のおける旅行・観光賞「ITALIA TRAVEL AWARDS(イタリア・トラベル・アワード)」でベストデスティネーション:文化部門を受賞して日本の注目度が上がったとのこと。

次いでフランスは23.6%増で、2018年は11番目に多い国籍となっています。こちらも「ジャポニスム 2018」といったイベントに絡めたものなど各種プロモーションとフランス国内の景気回復が影響したと考えられています。

北海道地震に一番センシティブだった国・地域
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外国人延べ宿泊者数上位20位の国や地域の中で、唯一前年に比べて減ったのが、香港です。マイナス5.0%でした。香港は、訪日外客数をみると、7月と9~11月に前年同月比でマイナスになっています。特に北海道地震があった9月はマイナス23.8%といった反応でした。

外国人延べ宿泊者数上位20位に入っていないものの、訪日外客数のデータで9月に香港以上に前年同月比が減ったのはマカオとトルコでした。

人気の都道府県と自然災害の影響
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2017年の外国人延べ宿泊者数ベスト5は東京、大阪、北海道、京都、沖縄で、2018年もこのベスト5は変わらずでした。

大阪は、6月に北部で地震、9月に関空が水没と災難が続きましたが、前年比19.0%の増加です。

北海道は、前年比6.2%増となりました。ふっこう割の効果もきっと大きかったのでしょうね。

ちなみに、7月に西日本豪雨で浸水被害が発生したエリアですが、岡山6.0%増・広島30.7%・愛媛22.5%と、どこもマイナスになっていないという、うれしい驚きがありました。

凄まじい伸びの東北
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2018年は、外国人延べ宿泊者数が三大都市圏は前年比11.1%増、地方部が11.3%増でした。地方もしっかり伸びています。

そのなかで、驚異的な伸びが見られるのが、東北です。青森45.7%増、宮城45.1%増、山形37.0%増、岩手30.1%増でした。

東北は、台湾人がメインのゲストです。台湾に対しての誘致活動が功を奏したのと、「仙台・台湾」便の毎日運航など交通の便がよいことが影響しているようで、リピーターの人気を集めています。スキー、花見、紅葉シーズンが特に人気だそうです。

くわしくは、『【ランキング】外国人旅行者が宿泊している人気の都道府県は?』もあわせてどうぞ。

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2019年はどう変化があるのか、興味深いですね!

参考
[国土交通省 観光庁 宿泊統計調査 平成30年1月~12月分(年の速報値)]
[日本政府観光局(JNTO) 訪日外客数(2018年12月および年間推計値)]
[日本政府観光局(JNTO) 訪日外客数の動向 訪日外客数(年表)]
[インバウンドNOW]
[All Photos by shutterstock.com]

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