熱海に誕生したデジタル世代のスマートホテルに泊まってみた【プリンス スマート イン 熱海】
TABIZINE / 2021年5月13日 12時0分
昭和のノスタルジー感じるリゾートとして注目を集める熱海に、プリンスホテルの次世代型ホテルブランド「プリンス スマート イン」が満を持して誕生。20~30代をコアにしたデジタル世代がメインターゲットのホテルとは、いったいどんなホテルなのでしょう。
スマートな滞在を叶えるスタイリッシュな次世代ホテル
2021年4月21日に開業した「プリンス スマート イン 熱海」。熱海駅から歩いて3分という近さに加え、スマホ世代・デジタル世代がメインターゲットということで、2名で宿泊すれば1名4,000円台からという価格も魅力のひとつ! エントランスではグリーンが特徴的なロゴマークがお出迎え。
ホテルのロビーはスゴイ開放感! 色とりどりのかわいらしいソファやスツールが配された全長30mほどの大空間。ロビー・ラウンジ・レストランが遮るものなくシームレスにつながり、その清々しい開放感は楽しいリゾートを過ごせそうな予感でいっぱい。
だって、一般的なホテルでは考えられないフロントのミニマムさなんです。レセプションデスクがちょこんと置いてあるだけなんですから。無駄なものをそぎ落としたようなシンプルな美しさが際立ちます。
ICTやAI技術を導入した次世代型ホテルということで、この自動チェックイン機でチェックイン! もちろんわからないことがあれば、フレンドリーなスタッフがサポートしてくれるから安心。
事前に公式アプリをインストールしておけば、顔認証チェックインができたり、スマートフォンがルームキーになったりと、さらにスマートな滞在をお約束!
レストランやショップなどの観光情報をタッチパネルで知ることができる「マップ型デジタルサイネージ」や、二次元コードをかざして利用する宿泊者専用のロッカーなども用意されています。
エレベーターホール前には、ミネラルウォーターやナイトウェアに加えて、ひとり分が1パックの袋に入ったアメニティも。不特定多数の人が触るアメニティボックスからチョイスするのではなく、小分けされた袋で用意されていることもこの時世ではうれしいポイント。
潔いほどシンプルな美しさ&天井が高い開放感
客室へ向かってまず驚いたのが、ドアに貼られた「Safetyシール」。プリンホテル全館で実施しているとのことですが、このシールは清掃と消毒が完了している証。ドアを開ければシールは破れるので、清掃後入室者がいないことも示し、衛生面への配慮に加え、コロナ禍でのビジュアル的な安心感はかなり高く好印象。
ビリビリとシールを破って現れたのは、約19平方メートルのツインルーム。全125室中ツインルームは70室あり、ホワイト×コンクリート×木肌の洗練された装い。
それにしても天井が高いこと。天井高は約3m。コンパクトにまとめられた客室ですが、この天井高があることで広さ以上のゆとりを演出しています。しかも置かれているものが目につかないシンプルさ。机にはテレビリモコン、館内専用スマートフォン、ティッシュボックスのみ。そのシンプルさが故の心地よさに包まれています。ポットやグラスなどもありませんが、リクエストすれば用意してくれるので安心。
ベッドは優しい眠りを追及したシモンズ。ツインルームはバスタブなしのシャワーブースのみですが、肌に沿って心地よい流れをつくるレインシャワーも設置されリラックス。熱海なのに温泉がないのは残念ですが、「プリンス スマート イン 熱海」を拠点に熱海の街を楽しむ、街に溶け込むホテルでありたいとの思いもあり、あえて設けられなかったのだとか。
そんなツインルームには、ちょっとおもしろい設えも。このカーテンを閉めれば・・・
ベッドスペースとの目隠しになるんです! パートナーを気にせず使いたいときなどには重宝しそう。
しかもシンクの鏡は「スマートミラー」! スマートミラーは、タブレットのようなタッチパネル仕様で、鏡をタッチすることでホテル情報や観光情報、音楽なども楽しめます。ただスマートミラー仕様の客室は30室ほどですので、体感してみたい人はぜひリクエストしてください!
エレベーターホールに置いてあった、ナチュラルな袋に入ったアメニティも歯ブラシ、ボディスポンジ、綿棒などに加え、マスクや除菌ウェットシートまでと、細やかな配慮がうれしくなります! ツインルームのほかにダブルルームは54室あり、広さは約16平方メートル。こちらはバスタブがある造りで、全客室の約半分はトレインビューという特徴も。
かわいいボックスを持って朝食はどこで食べる?
全宿泊プランで朝食付きというのもポイントのひとつ。朝からエネルギーをしっかりチャージしてお出かけしましょう。
「プリンス スマート イン」のブランドカラーを思わす、こんなワンボックスで提供される朝食は、洋食と和食を選べます。
持ち運べるワンンボックスになっているので1階のレストランで食べることはもちろん、客室に持ち帰ってゆっくり、海に出かけて楽しむなど、思い思いのスタイルで熱海の休日を過ごせますよ。
プリンス スマート イン 熱海
住所:静岡県熱海市春日町17-14
料金:1泊朝食付き1名8,500円~(1名利用時) 1泊朝食付き1名4,250円~(2名利用時)
CHECK IN/OUT:15:00/11:00
客室数:125室
アクセス:電車/JR「熱海駅」より徒歩3分
URL:https://www.princehotels.co.jp/psi/atami/
※2021年5月現在、新型コロナウイルス感染症対策のためサービス体制や料理提供方法などが通常と異なることがあります
[Photos by (C)tawawa]
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