【世界の絶景クイズ】湖の写真から推察!ここはどこの国でしょう?
TABIZINE / 2021年7月3日 18時0分
まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て旅気分を味わうのも一興かもしれません。そこで、今回は写真を見て国を当てるクイズを出題!テーマは“湖”。周囲の自然環境やヒントから推察して、どこの国なのか、ぜひ想像してみてください。
第1問
この湖は約3000万年前の地殻変動によって形成された、世界最古にして最大の淡水湖。冬季は極寒の冷気によって、すべての湖面が氷に閉ざされます。氷の厚さは1〜1.5メートルにも及び、車での通行も可能に。
1997年には湖底の堆積土から、次世代エネルギーとして期待されるメタンハイドレートが発見されました。冬季には放出される気泡が凍結し、澄んだ氷の中に閉ざされるという、実に神秘的な光景を見せてくれます。
湖への観光の拠点となるのがこの街。古くから中国、モンゴルとの交通の要所として栄えた歴史を有し、街並みの優美さでも名を馳せます。劇場や美術館が数多く点在し、その文化的雰囲気から「〇〇のパリ」と呼ばれることも。さて、どこの国かわかりますか?
正解は「ロシア」でした。南東部に位置するバイカル湖は、琵琶湖の約47倍もの面積を誇り、透明度、水深、貯水量ともに世界一。湖の玄関口、イルクーツクへの日本発直行便はなくモスクワ経由が一般的です。あるいはシベリア鉄道でもアクセス可能。極東のウラジオストクから乗車し、バイカル湖に立ち寄って、終着駅のモスクワを目指す・・・なんて旅も素敵ですね。
第2問
こちらは欧州にある、とある2国の国境近くにある氷河湖です。湖の向こうにそびえるのは、アルプス山脈のひとつ、ジュリアン・アルプス。
湖のシンボルは北岸近くに浮かぶ小島と、その中に立つ小さな教会。ウエディングスポットとしても人気を博し、国内外からのカップルの挙式が行われているようです。
自然保護のためにモーターボートの使用は禁じられており、島への交通手段は伝統的な手漕ぎボートのみ。ボートが利用され始めたのは1590年頃。18世紀からは、この地を統治していたハプスブルク家のマリア・テレジアが、貧困に苦しんでいた湖岸村の住民の生活を改善するため、操縦の独占権を彼らに与えたとされます。現在においても船頭になれるのは、その村の家に生まれた男子に限られているのだとか。さて、どこの国か想像つきますか?
正解は「スロヴェニア」でした。北西部にあるブレッド湖は、アルプス山脈を背景に美しい表情を魅せることから「アルプスの瞳」との別名を持つほど。湖の周囲はおよそ6キロメートル。遊歩道も整備されており、移り変わる景色を眺めながらハイキングを楽しむこともできます。湖面に霧が立ち上り、幻想的な雰囲気に包まれる冬季も人気。
第3問
最後の問題です。こちらの青みがかった乳白色を湛える湖は、この国の最高峰の山の裾野に位置。氷河が動く際に削り出される岩石の粉が、湖水に溶け込むことによって独特の色彩が生み出されます。
11~12月は一斉にルピナスの花が咲き誇り、辺り一面が華やかに。湖面のミルキーブルーと花々が奏でるコントラストは、まるで絵画のよう。
この湖をさらに有名にしているのが星空の美しさ。周辺に人工的な光が少なく、さらに空気が澄んでいるため、天候さえよければ満天の星を仰ぐことができるのです。運が良ければオーロラにも出合えるのだとか。さて、どこの国かわかりますか?
正解は「ニュージーランド」でした。南島、マウントクック麓の高原に佇むテカポ湖は、南北約30キロにわたる細長い湖。太陽光の加減により湖面の色が変わるため、時間帯によって異なる表情を見せるのも魅力のひとつ。南島最大の街、クライストチャーチからは車で3時間ほど。雄大なアルプスの山々や深い森に包まれ、心が浄化されそうな、清涼感に満ちた情景が広がります。
以上、湖の写真から国を推察する世界絶景クイズでした。気になる場所はありましたか?コロナ収束後の旅先選びの参考になればうれしいです。
[All photos by Shutterstock.com]
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