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JALの空港ラウンジに学ぶ、快適な空間をデザインする秘訣とは?

TABIZINE / 2021年10月1日 18時0分

tabizine.jp

長引くコロナ禍でテレワークや在宅勤務が増えた今、オフィス以外でも快適な空間で仕事をすることが重要視されています。そんな中、参考にしたいのが空港のラウンジ。飛行機に搭乗する前に休憩するのはもちろん、仕事をする人も多い場所です。そこで、日本航空(JAL)のラウンジご担当の方に、羽田空港のJALラウンジのコンセプトや快適な空間づくりへのこだわりを伺い、自宅やテレワーク場所の快適な空間を整えるうえでヒントになる情報を紹介します。
羽田空港JALラウンジ9
JALのラウンジは上品・上質で洗練された空間
羽田空港JALラウンジ1

今回、お話を伺ったのは、日本航空カスタマーエクスペリエンス本部 商品・サービス開発部の熊谷菜穂子さん。熊谷さんによると、JALラウンジのコンセプトは、国内線は「日本の佇まい」、国際線は「モダンジャパニーズ」なのだそうです。
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「国内線のラウンジは“日本の佇まい”、国際線のラウンジは“モダンジャパニーズ”をデザインコンセプトにしており、どちらも和の素材の風合いを取り入れた、上品・上質で洗練された空間にしております」

全体的に木の調度や落ち着いた色合いで、シンプルながらも優雅さを感じさせます。照明も穏やかな光でリラックスできる雰囲気です。
羽田空港JALラウンジ3
ダイニング形式に家具を配置したバーラウンジや、デスクを配置したライブラリーエリア、ゆったりくつろげるように仕切りを付けたプライベート&リラックスエリアがあり、用途によって好きなエリアが選べます。ソフトドリンクやアルコール、おつまみなども用意されており、旅の途中のひとときを快適に過ごせるサービスがそろっています。
羽田空港JALラウンジ4
「ラウンジはビジネスでご利用になるお客様が多いので、Wi-Fiはもちろん、各座席に電源やUSBを用意しています。また、羽田空港については、シャワーやマッサージチェアも備えています。サクララウンジには、お子様連れのお客様が使える『こどもラウンジ』というスペースを設けております。こちらはビームスさんに監修いただいてデザインしております」

なお、国際線のラウンジでは、寿司職人が握るお寿司や萬福とコラボレーションした中華そば、AFURI(阿夫利)とコラボレーションした柚子塩らーめんなどの提供も行っているそう。中でも、JAL特製オリジナルビーフカレーは、以前からとても人気があるのだとか。
コンパクトサイズのウォーターサーバーも
羽田空港JALラウンジ6
JALのラウンジでは、コロナ禍を機に、コンパクトサイズのウォーターサーバーを導入したそうです。以前はピッチャーを置いていたそうですが、感染対策のため、フレシャスのサーバーに変更したとのこと。フレシャスの広報担当者からもJALのラウンジに採用されてたと聞いていましたが、これがそのサーバーですね。

「飲み物を置いているカウンターのスペースがかなり限られていることから、卓上サイズであることを最初の条件にウォーターサーバーの検討を進めました。私どものスタッフは女性が多いこともあり、通常のウォーターサーバーではタンクが重いため、交換が難しいということもありました。タンクが小さく楽に交換ができること、そしてラウンジのコンセプトである“上品、上質、洗練された商品”ということにも当てはまりましたので、最終的に『フレシャス・デュオミニ』を選びました。お客様からも『お水がおいしい』とご好評をいただいています」

羽田空港JALラウンジ8フレシャス

ラウンジの雰囲気にすっかり溶け込んでいる『フレシャス・デュオミニ』。自宅でも、このサイズなら取り入れられそうですね。ウォーターサーバーを使ってみたいけど場所を取られそうとか、タンクが重いと難しそうと思っていた方は、コンパクトサイズの『フレシャス・デュオミニ』の導入を検討してみては?
朝と夕方で異なるオリジナルの香りを使用
羽田空港JALラウンジ5

また、ラウンジの空間演出の上で特にこだわっている点は「香り」だそうです。

「ラウンジの入り口にて、朝と夕方で異なる2種類のアロマを提供しており、香りでも洗練された空間を表現しています。このJALオリジナルアロマは、天然の素材を使用しており、映画『チャーリーとチョコレート工場』を上演の際に、映画館にチョコレートの香りを放つ演出を行ったプロモツール社に調合していただきました。

朝の香りは、長野のヒノキや青森のヒバなどをブレンドした爽やかな香り、夕方は、高知のゆずやラベンダーなどで洗練された深みのある魅惑的な香りにしています。JAL オリジナルのアロマを使うことで、JAL のラウンジに帰ってきたというような特別感を感じていただけるようにしております」

確かに、香りというのは人の記憶に強く残るものです。視覚的な要素だけでなく、香りという嗅覚にも訴える演出によって、より快適に過ごせる空間の演出を行っていることがわかりました。朝と夕方で香りを使い分けることで、気分転換にもつながりそうですね。

自宅でも、朝は頭がすっきりするような爽やかな香りを選び、夕方、仕事が終わった頃には、リラックスできる香りに変えると、同じ場所にいながらにして、オンオフの切り替えがしやすくなりそうです。JALラウンジの工夫を、自宅の快適な空間作りの参考にしてみてはいかがでしょうか?

取材協力:日本航空
https://www.jal.co.jp/jp/ja/

フレシャス
https://www.frecious.jp/

[All photos by TABIZINE]

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