【大学生が見た海外の“今”】研修中のカメラロール見せてください!台湾編|日本女子大学×TABIZINE10周年
TABIZINE / 2023年12月7日 12時6分
TABIZINE10周年企画、第3弾は日本女子大学とコラボ。大学生ならではの視点で切り取られた海外の“今”をお届けします。今年2023年から国際文化学部が新設された日本女子大学。新学部では1年生から約2週間の海外研修で他国の言語や文化を学ぶプログラムが必修となりました。彼女たちの研修中のカメラロールや等身大の体験談から見えてくる、教育や文化、価値観の違い、そこから得た学びとは? 第6回は、台湾編。レポーターは、日本女子大学国際文化学部1年生の、希さんと、あやのさんです!
台湾の絶景スポット「高美湿地」にて
海外短期研修中のカメラロール見せてください!
あやのさんのカメラロール
【pick up!】原住民の方たちが行う結婚式の様子を再現
「研修で訪れた九族文化村(台湾に生活する原住民に関するテーマパーク)で、原住民の方たちが行う結婚式の様子を再現していただきました。新郎が新婦をおんぶしながら火の回りを一周したり、みんなで火を囲んでダンスをしたり、日本よりもアクティブな結婚式を体験。この日は私たち日本女子大学生だけではなく、沖縄から来た高校生もいたのですが、お互いにずっと前から知り合いだったかのように一緒にダンスを楽しめたのはいい思い出です」(あやのさん)
【pick up!】研修仲間と眺めた絶景「高美湿地」
「休日に訪れた台湾の有名スポット・高美湿地。遊歩道を渡り切った先には写真のように砂浜が広がっており、実際にここに降りることも出来ました。私は海なし県出身なので砂浜に足を付けるという経験をあまりしたことがなく、何よりも一緒に台湾にきた研修仲間と高美湿地に来て、きれいな景色を眺められたことが嬉しかったです」(あやのさん)
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希さんのカメラロール
【pick up!】中国語と日本語を織り交ぜて会話したジューススタンド
「台湾のタピオカジュースはどこも日本のものより一回り大きいのに、300円前後で買えます。ここは、研修中ハードな中国語の集中授業の息抜きに皆でよく通ったお店で、私達がたどたどしい中国語で注文すると、学生時代日本語を勉強していたという店員さんが日本語で対応してくださったことがありました。その後も商品が準備できるまでの間、お互い中国語と日本語を織り交ぜて会話を交わしたことが印象的です」(希さん)
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現地で感じた文化ギャップ
台湾の切符はコイン型!
「台湾の切符は独特で、写真の通りコインの形をしていました。改札に入るときはSuicaなどのようにタッチする場所があり、改札を出る時はコインを専用口に入れます。また、電車やバスの中は飲食が禁止だったのでも、もし台湾に行かれる際は気を付けた方がいいと思います」(あやのさん)
台湾では「箸は使う前に店に置いてあるティッシュで拭く」
「現地の授業で、“箸は使う前に店に置いてあるティッシュで拭く習慣がある”と知ったのは、台湾の飲食店に行くようになって数日経ってから。それまで知らなかったので焦りました。また、台湾の飲食店ではほとんどのお店が前払いです」(希さん)
大学近くの夜市、静宜夜市ではあたり一面に台湾の食べ物の香りが立ち込めていて、 日本にはない雰囲気を体験しました。写真は香腸(シァンチャン)という食べ物で、甘い味付けに香辛料が効いていました。
「自由」について感じたこと
「台湾では、表現の自由が大切にされていると感じました。日本の街中にあったらほぼ間違いなく消されているであろうストリートアートがいたるところにあります。また、文化創意産業政策が掲げられ、古き良き文化を活用して新しい文化と価値を生み出す取り組みが推し進められています。
その取り組みで特に印象的だったのが、研修で見学に行った松山文創園区。日本統治時代に建てられたタバコ工場の跡地を、近代アートスポットとしてリノベーションした施設で、中にはおしゃれな雑貨屋やカフェ、ギャラリーもあって、タバコ工場跡地とは思えませんでした。
こちらは松山文創園區内にある、誠品生活松菸店。台湾の産業政策『文創』を施設全体で推し進めており、アート活動が盛んな台湾の中心地です。台湾で生まれた、デザイン性の高い雑貨がたくさんありました。
そして、自分の意志や考えをはっきりと表明できる若者が多く、そのエネルギーが、国レベルで推し進められる文化活動の盛んさに繋がっているのだと思いました」(希さん)
研修で訪れた印象作り体験
台南見学
台南見学
台湾原住民文化を体験
今回、台湾の“今”をルポしてくれた日本女子大学生は……
あやのさん
「今までは町中で外国の方に声をかけられても、言葉がわからず“sorry”で終わらせてしまっていた私。それではダメだと台湾では積極的に中国語を使うようにしていました。
例えば、飲食店で注文するときも『中国語が分からないから英語でいいや』ではなく、翻訳アプリを使ってでも自分の口から中国語で喋ってみたんです。すると、意外と店員さんとコミュニケーションをとることができ、語学力の向上に繋がりました。
海外短期研修をきっかけに、言葉が分からないからと言って遮断してしまうのではなく、翻訳アプリを活用しながらでもコミュニケーションをとっていこうと考えを変えることができました」
希(のぞみ)さん
「台湾では、日本に興味のある現地の方がフレンドリーに話しかけてくださることが多く、とても驚きました。例えばあるときは、スーパーで『今度沖縄に行くから、おすすめのカップラーメンを教えてほしい』と台湾現地の方に話しかけられました。このとき私達は中国語がまだほとんど話せず、相手も日本語は話せないようだったので、互いに完璧ではない英語で会話。この体験から、私が今まで外国人に話しかけたくてもできなかったのは、言語の壁ではなく恐怖心なのだと気づいたんです。
海外短期研修を通じて、知りたいことを自分で掴みに行くことの大切さを学びました。帰国後はアルバイト先などで中国語を話す方がいたときに、中国語で話しかけてみるようになったことは大きな変化です」
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