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【食べる名画でモネの世界にどっぷり浸かる】コラボのスイーツ&カクテル実食ルポ|大阪

TABIZINE / 2024年2月7日 12時0分

tabizine.jp


2024年2月10日(土)より、大阪中之島美術館で「モネ 連作の情景」展がついにスタート。フランスの画家、クロード・モネの作品が集まる貴重な機会を、多くのファンが心待ちにしているのではないでしょうか。そんな展覧会の会場から徒歩10分の距離に位置する「リーガロイヤルホテル(大阪)」で、モネ展とコラボレーションしたフェアが開催されます。今回は、モネの作品からインスピレーションを得たメニューの一部を、ピックアップしてご紹介。作品の世界観を見事に表現した限定メニューをお見逃しなく。

リーガロイヤルホテル大阪 モネのデザートセット1

チョコレートの「睡蓮」に、ムースの「ラ・マンヌポルト」が登場!

リーガロイヤルホテル大阪 メインラウンジ 内観
©︎リーガロイヤルホテル(大阪)

大きな窓から自然光が差し込む1階の「メインラウンジ」で出会えるのは、心ときめくモネのデザートセット。

リーガロイヤルホテル大阪 モネのデザートセット3種-1

「モネ 連作の情景」で展示される「睡蓮」「ヴェンティミーリアの眺め」「ラ・マンヌポルト」から着想を得て誕生した、3つのグラススイーツの登場です。もちろん、美しい佇まいはじっくり眺めて堪能すべきですが、作品が描かれた土地の食材を使用するなど、隠された細部のビハインドストーリーにもご注目ください。

リーガロイヤルホテル大阪「睡蓮 ~ソーテルヌとアマレットのブラマンジェ~」
「睡蓮 ~ソーテルヌとアマレットのブラマンジェ~」は、モネがフランスの画家であることから、フランス産の甘いソーテルヌ貴腐ワインを使った、アルコール入りのデザートです。

フランス語で「白い食べ物」を意味するスイーツ「ブラマンジェ」は、パンナコッタのような冷菓。グレープやソーテルヌのジュレが重なり、トップには睡蓮が浮かんでいます。

「すべて食べられるもので作りたい」というパティシエの後尾(ごのお)さんのポリシーから、本物の草花で飾るのではなく、葉はクッキー、花はチョコレートで作ったものを使用。なかでも、薄いチョコレートを4枚重ねた花びらの立体感は美しく、注目ポイントのひとつです。

ちゅるんと軽い食感が特徴のゼリースイーツは、アルコールがほんのり効いていて、ちょっぴり大人なテイストでした。

リーガロイヤルホテル大阪「ラ・マンヌポルト ~りんごのタタン風とバニラムース~」

「ラ・マンヌポルト ~りんごのタタン風とバニラムース~」は、タルトタタンが有名な地方で描かれた作品を表現した一品です。りんごのコンフィチュールを波に見立て、バニラのムースとチョコレートからなるアーチで断崖「ラ・マンヌポルト」を再現。カカオスプレーでグラデーションカラーに染めたそうです。

シナモンクッキーやキャラメルソースの豊かな香りに魅了されながら、砕いたサクサクのパイと、ふわふわしたムースの食感のコントラストが楽しめる一品でした。

リーガロイヤルホテル大阪「ヴェンティミーリアの眺め ~ピスタチオとチーズのヴェリーヌ~」

「ヴェンティミーリアの眺め ~ピスタチオとチーズのヴェリーヌ~」は、イタリアのボルディゲラからフランス方面の風景を描いた作品であることにちなんで、イタリアが名産地のピスタチオをメイン食材に選んだそうです。

クリームチーズのアイスクリーム、チーズケーキ、ピスタチオクリームなどが重なり、まるでフランスとイタリアを融合したスイーツでした。唯一、モネの作品とは色合いが異なるメニューですが、山、木々、水辺、街並みと、全体はしっかり再現されています。クリームチーズのアイスクリームを水辺に、カリッとしたマカロンを街並みに見立てたアイデアには脱帽です。

さまざまな食材がグラスにぎゅっと詰まった、一番食べ応えのあるメニューでした。底のフランボワーズのジャムと一緒にいただくと、フルーティーさがアップするのでおすすめです。

リーガロイヤルホテル大阪 モネのデザートセット3種-2

モネの作品やファンへのリスペクトを込めて、できるだけ忠実に再現したという後尾さん。「ぜひ作品と比較しながら楽しんでもらいたい」と話していました。

リーガロイヤルホテル大阪 モネのデザートセット2

デザートと一緒に額縁もセッティングされるので、まるで絵画のような写真撮影もお忘れなく。

「モネのデザートセット」
コーヒーまたは紅茶付 3,163円
デザート単品 2,530円
場所:1階「メインラウンジ」
期間:2024年2月13日(火)~5月6日(月・休)
時間:[月~金]10:30~18:30(ラストオーダー18:00)
   [土日祝]10:00~18:30(ラストオーダー18:00)


「連作」にフォーカスしたカクテルには、ジャポニズム要素を込めて

異なる季節に同じ場所を描くモネの手法「連作」から、地下2階の「セラーバー」では「睡蓮」をモチーフにした2種類のカクテルが登場です。

リーガロイヤルホテル大阪「セラーバー」モネ展カクテル

左の淡いブルーグリーンが儚く美しい「睡蓮~初夏の彩り~」は、マスターバーテンダーの古澤さんが考案したカクテル。2001年のカクテルコンペティションで優勝した作品を、2024年バージョンにアップデートさせた一杯です。以前は海外のウォッカを使用していたそうですが、モネが愛したジャポニズムに寄せて、お米から作られた日本のウォッカに変更しました。

ほんのり漂う甘い香りの正体は、ココナッツ。まるで乳酸菌飲料のような、澄んでいるのにミルキーな甘さを生み出しています。グラスの縁にデザインされた抹茶も、香りを楽しんだり、口をつけたり、一緒に味わってみてください。

右の「睡蓮~早春の水庭~」はバーテンダーの池上さんが考案したメニュー。早朝の水庭を表現しています。抹茶のリキュールで日本のエッセンスを追加し、深いグリーンカラーのカクテルが生まれました。

フランス出身のモネにちなんで、ブドウ原料から作られたフレンチウォッカや、フランス産のマスカットのリキュールを使用しており、とてもフルーティーで飲みやすい一杯でした。

リーガロイヤルホテル大阪「セラーバー」内観

「セラーバー」は、重厚な雰囲気でありながら、席数も多く食事メニューも充実しているので、リラックスして過ごせそうな空間です。モネを代表する作品「睡蓮」を模したカクテルとともに、展覧会の余韻を感じながら、自分だけの贅沢な時間を過ごすのにぴったりな場所ですね。

オリジナルカクテル「モネ 連作の情景」 各2,530円
場所:地下2階「セラーバー」
期間:2024年2月6日(火)~5月6日(月・休)
時間:17:00~24:00(ラストオーダー23:30)


モネ展とのコラボレーションは全6店舗で開催

リーガロイヤルホテル(大阪)では、その他のホテル内レストランでも、モネの作品から着想を得たメニューが複数ラインアップされています。ぜひ展覧会の後に足を運び、モネの世界にどっぷり浸かる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「モネ 連作の情景」フェア概要
期間:2024年2月6日(火)~6月3日(月) ※店舗により販売期間が異なります。
開催店舗:「レストラン シャンボール」「THE RAY」「オールデイダイニング リモネ」「メインラウンジ」「リーチバー」「セラーバー」

ホテル公式サイト フェア特設ページ
https://www.rihga.co.jp/osaka/restaurant/fair_list/monet-collaboration
展覧会公式サイト
https://nakka-art.jp/exhibition-post/monet-2023/


 
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