『モンテ・クリスト伯』伊武雅刀の“目だけ”の演技「めちゃくちゃ怖い」

日刊大衆 / 2018年5月17日 10時0分

 ディーン・フジオカ(37)の主演ドラマ『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(フジテレビ系)。緊迫感のある演出が話題の同作第4話で、寝たきりの老人を演じる俳優の伊武雅刀(69)が見せた表情に「すごい」「めちゃくちゃ怖い」と賞賛が集まっている。

 アレクサンドル・デュマによる『モンテ・クリスト伯』をベースにした同ドラマは、仲間にハメられたことで15年もの間、外国の牢獄に幽閉されていたディーン演じる漁師の柴門暖が、多額の資産を得て帰国後、“モンテ・クリスト・真海”と名前を変えて関係者たちに復讐していくという物語。

 第4話では、真海の復讐計画だけでなく、関係者たちの状況の変化も描かれた。暖に無実の罪を着せた張本人である警視庁の入間公平(高橋克典/53)は、娘の未蘭(岸井ゆきの/26)を政略結婚させようと企んでいた。

 伊武が演じるのは、公平の父で、脳梗塞で倒れて以降歩くこともしゃべることもできなくなった、世界的ファンドの元代表で30億円の資産を持つ入間貞吉役。公平は「思考能力があるのかどうかも疑問だ」と貞吉を下に見て、雑に報告をして貞吉の了承を得たことにし、結婚を進めていた。

 しかし、孫の未蘭を愛する貞吉は、弁護士を通し、未蘭が望まぬ結婚をした場合「遺産はすべて世界文化振興財団に寄付をする」と遺言を書き換えたことを伝える。手も口も動かせないことで、公平は「でっちあげだ! 父が遺言の変更などできるわけがない」と憤るが、弁護士は「きわめて明瞭な判断能力があります」と説明。

 貞吉はベッドに横たわったまま、視線で文字を入力する介護用タブレットを操作。家族が見守る中、「わたしの遺産か、未蘭の結婚か、どちらか選べ、こうへい」と機械の声を通して宣言し、首を動かさず、ジロリと公平に視線を送った。

 貞吉は言葉を発することができないため、微妙な表情の変化で感情を伝えなければいけない非常に難しい役柄だ。しかし伊武はこの役柄を見事に演じきっており、圧倒的な存在感を放った。視聴者も、その演技力に感服。ネットには「伊武雅刀さんが本物の病人に見える……」「機械にしゃべらせるところ、マジこえええ! って鳥肌たった」「伊武さん、気持ち悪い老人の役やらせたら誰も勝てない!」「ひと言もセリフはないのに目力だけで怖い。存在感が半端ないわ」といった感想が続出した。

「今回はディーン・フジオカの出演シーンが少なかったためか、平均視聴率6.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回よりもダウン。しかし『ようこそ、わが家へ』や『貴族探偵』(ともにフジテレビ系)など、ミステリーに定評のある黒岩勉氏の脚本だけあり、回を追うごとに緊張感が高まっています。高橋や伊武など、実力派俳優たちの演技とも相性がいいですね」(テレビ誌ライター)

 17日放送の第5話では、真海の次の一手が公平に伸びる。貞吉がどう動くかにも注目だ。

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