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「イメチェン」「キャラチェン」は諸刃の剣?芸能人のイメチェン戦略を振り返ってみた!

日本タレント名鑑 / 2015年5月15日 10時55分

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少し前、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、坊主頭からグレーに染めて話題になりました。最近は少し伸ばして金髪にされています。もともとソフトオールバックだった松本さんが坊主頭にした時も、その極端なイメチェンが話題になりました。

ビジュアルチェンジで心機一転

既存のイメージを変えるためにビジュアルから変化を・・・というのはよくある手法ではあります。アイドルの、ももちこと嗣永桃子さんなどはイメージを変えるために、意識して髪型を変えています。通称“ももち結び”と呼ばれるツインテールが特徴ですが、このももち結び、Berryz工房としての出演時はしていますが、カントリー・ガールズではポニーテールです。Berryz工房は現在活動休止中ですので、今後はポニーテールの嗣永さんの露出が増えそうですね。

茶髪の印象が強い板野友美さんや女王キャラの沢尻エリカさんも黒髪チェンジでイメチェンを狙っていますが、どんなイメージが定着していくのか今後が楽しみです。

ショートカットでイメージチェンジ

ショートのイメージしかない剛力彩芽さんの転機は2011年。『大切なことはすべて君が教えてくれた』のオーディションに合格後、自慢の髪をカットすることに。おそらく親友役とほぼ同じ髪型だった為だと思いますが、女性としては辛い決断だったのではないでしょうか。とはいえ、天真爛漫キャラの彼女にはとても良く似合っています。

同じく強制的イメチェン派としては、キャラ立ちのためにショートを厳命されたという篠田麻里子さん。大人ショートで他のメンバーとの違いを見せました。それを自分自身で戦略としたのが同じAKBグループ出身の芹那さん。グループデビュー前に、一番人気の子と全く同じ髪型にし、衣装の丈を短く、というイメチェン作戦をおこなったとのこと。目立つためのイメージ戦略が功を奏し、立ち位置も後ろからセンターに、そして解散後の活躍へと繋がりました。

また、モデルだった吉瀬美智子さんや能年玲奈さんは、CMや映画のためにショートにしました。吉瀬さんはそのCMが話題となり今の人気につながっています。ロングヘアのカワイイ子は多く、印象に残りづらいので埋もれてしまう事も多いのでしょう。

イメチェンで別路線へ

髪型以外の変化も。モデルとして活躍されていた木村カエラさんやきゃりーぱみゅぱみゅさんは、ファッションの変化を使い、アーティストとして花開きました。逆に、アーティスティックなイメージが強かった篠原ともえさんは、すっかり清楚な女優さんに。見た目は清楚ですが、はじけたキャラも安心して任せられるのが人気の要因でしょう。

男性では、さわやか系俳優だった、竹内力さんの変化はすさまじいです。浅香唯さん主演の映画『YAWARA!』で新聞記者役の阿部寛さんとライバル関係にあるイケメン実業家役など、とてもさわやかなメンズだった竹内さん。1991年の『101回目のプロポーズ』あたりまではさわやかキャラでしたが、1993年『ミナミの帝王』以降どんどん現在のイメージに変化。ちなみに共演されていた阿部寛さんも、アイドル的俳優から、つか劇団での修行を経て、三枚目もこなせる主演級へと成長しました。

バラエティへの積極進出でイメチェン

真面目な時代劇俳優高橋英樹さんがバラエティに露出し始めたのは、娘の真麻さんの影響です。とんねるずと一緒に出てほしいという要望や、「パパはどうしてSMAPと共演できないの?」という幼い真麻さんの疑問に答える形で出演されたとの事。子煩悩キャラで大ヒットし、映画やドラマの仕事も増えたようです。

美形俳優の速水もこみちさんのオリーブオイルキャラも強烈でしたね。すさまじいイケメンなのに普通の役をお願いするのがはばかれるほどのキャラ立ちです。逆にいえば、『地獄先生ぬ~べ~』の玉藻京介役などは、もこみちさんほどはじけた人にしか出来ない役だったのかもしれません。

アイドル芸人から猫男爵を通過し、あだ名キャラを確立した有吉さんを始め、「ブスは嫌い」と本音爆発(しかし時にはブスを好きになってしまう事もあるそうです)の元子役、坂上忍さんなどもイメチェンを機に大ブレイク。今やテレビで見ない日はありません。

逆にモデル界は毒舌キャラが多すぎて飽和状態です。マルチリンガルで高校時代のスピーチ大会で最優秀賞を獲得、慶応大学卒業の才女トリンドル玲奈さんもバラエティ進出当時は毒舌知的キャラでしたが、ビジュアルに合った“ふんわりゆるかわ系”にキャラ変してからの方が露出は多くなっています。時々見せる知的さや、甘さの中にときどき漂う毒がいいスパイスになっているのでしょう。

そのままの自然体の本人がとても素敵だったとしても、やはり芸能界という“キャラの激戦区”ではどうしても埋もれてしまいます。特徴をやや大げさにキャラづけし、注目してもらうのは、ただ「生き残る」ためだけでなく、「大きく羽ばたく」ためにも必要なのかもしれません。

文/藤原ゆうこ

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