現役弁護士167人に聞いた「もっとも優秀な日本ドラマの弁護士・検事」トップ10!
日本タレント名鑑 / 2017年10月11日 15時30分
『リーガル・ハイ』『HERO』『99.9-刑事専門弁護士-』など、弁護士や検事の活躍を描いたドラマ作品はたくさんあります。どれも個性的かつ魅力的なキャラクターたちが、それぞれの理想や正義のもと、「法律」という武器で戦う名作ばかり。
そんな日本の弁護士(検事)ドラマですが、「もっとも優秀な弁護士(検事)は?」と聞かれたら一体どのキャラクターになるのでしょうか?今回はアディーレ法律事務所の全面協力のもと、実際に弁護士として日々活躍されている167名の弁護士の先生に「もっとも優秀だと思う日本ドラマの弁護士・検事キャラ」を一人選んで頂き、アンケートに答えてもらいました。
1位:古美門研介/堺雅人『リーガル・ハイ』53票
現役弁護士が選ぶ「もっとも優秀な日本ドラマの弁護士・検事」堂々の第1位に輝いたのは、2位に倍以上の票差を付け、53人の弁護士から支持された『リーガル・ハイ』の「古美門研介」弁護士でした。
訴訟勝率100%の敏腕弁護士で、駆け引きと策略の天才。その自信に満ち溢れた答弁やパフォーマンスは、視聴者の目を釘付けにして離しません。実際の弁護士からのコメントでも、圧倒的交渉力や100%の勝率から、彼の能力を高く評価する声が多かったようです。
【弁護士からの投票コメント】
相手からどんな反論をされても再反論する「ああ言えばこう言う」の姿勢が秀逸です。これで上手く丸め込まれてしまう人がほとんどではないでしょうか。抜群の交渉力を有していると思います。相手を納得させる力に長けているということですね。ドラマ第1期の公害訴訟の回で、諦めようとしていた住民を奮い立たせたあの演説は名シーンです。/木下雄大先生(27歳 男性弁護士)
駆引きと策略の天才。弁護士は、相手方がどのような証拠を持っているのか、あるいは持っていないのか、どういう意向なのかなど分からないまま交渉などするところ、駆引きや策略の上手さが弁護士として必要なため。/横井浩平先生(29歳 男性弁護士)
依頼者の利益を最大にするという弁護士の職務でいえば、勝率100%という数字はまさに職務を全うしているといえる。また、勝てる案件を見分ける目も持っているということだと思うので、事実の把握・推測、証拠の評価、法律へのあてはめといった実務家に欠かせない能力も高いのだろう。/福永臣吾先生(34歳 男性弁護士)
2位:久利生公平/木村拓哉『HERO』21票
21人の弁護士から支持を集め、2位にランクインしたのは『HERO』の主人公「久利生公平」。検事らしからぬラフなファッションで真摯に事件と向き合い、独特の視点や洞察力で自らの正義を貫きます。
事件の大小に関わらず、自らが納得するまで現場に足を運び調査をおこなう姿勢や行動は、検事としては相当な型破り。そんな彼の姿は、弁護士や検事としてのあるべき姿、理想を思い出させてくれるとのコメントも。
【弁護士からの投票コメント】
型破りな言動を上が不問にするほどに「優秀」だということ。現役の国会議員を法廷で追い詰めるなど、「優秀」さが振り切っていないとできないことであり、他の弁護士とちょっと比較できないレベルの「優秀」さではないかと思う。/松澤浩幸先生(35歳 男性弁護士)
たくさんの事件を抱える検事が自らの足で捜査をする点。決して現実的な話ではないが、当事者にとっては一生に一度あるかないかの事件なのだから、一つ一つの事件にしっかりと向き合わなければならないことを思い出させてくれる。/大上哲平先生(30歳 男性弁護士)
自分はエリートだと思っている弁護士や妙に自分の腕に自信を持っている弁護士は、事件の進行や依頼者対応でミスをした場合、そのミスに気付かなかったり、ミスを認めなかったりとダサい行動をとります。この点、久利生公平はエリート風を吹かせるわけでもなく、どんなに小さな事件でも手間暇かけて真摯に対応するため、安心して事件を任せられますね。/岩沙好幸先生(35歳 男性弁護士)
3位:九頭元人/豊川悦司『弁護士のくず』17票
そして、第3位にランクインしたのは、17人の弁護士に支持された『弁護士のくず』から主人公の「九頭元人」でした。放送時期は2006年。もう10年以上も前の作品になります。
女好きで毎日のようにキャバクラに通い下品な言動を繰り返す破天荒な弁護士ですが、その能力は非常に高く、多くの無罪判決を勝ち取っています。問題行動も多く弁護士らしからぬ非合法すれすれのテクニックも多用しますが、とにかく依頼者の利益を守ろうとする彼の姿勢と結果から、優秀な弁護士として支持した弁護士も多かったようです。
【弁護士からの投票コメント】
行動の内容は、弁護士会の懲戒処分を受けるのでは?と思うくらい問題のあるものですが、どんなことをしてでも依頼者を守るという姿勢は評価できると思います。原作も読んだことがありますが、弁護士から見ても「そんな方法があったか!」と目から鱗の方法が出てきます。/時光祥大先生(29歳 男性弁護士)
人間の感性を裏側から見ながら依頼者や相手方を操るようにして事件を解決していく点。人間としての品性が悪く、人間臭さがすごくあり、好感が持てる。/武林寛朗先生(32歳 男性弁護士)
弁護士の仕事は依頼者の利益を追求することにある。その行き過ぎを防ぐために倫理規定というものが存在するのだが、弁護士として依頼者のために倫理規定を破りたいと思ってしまうことも。そんな中、自分なりの哲学を持ち、やり方に全く問題が無いとは言えないものの、依頼者の利益を守ろうとする彼は優秀な弁護士だと思う。/(29歳 男性弁護士)
なお、4位以下の結果は下記の通り。半数以上の現役弁護士が上位3人のキャラクターを支持する結果となりました。
4位:桜木建二/阿部寛『ドラゴン桜』16票
5位:深山大翔/松本潤『99.9-刑事専門弁護士-』14票
6位:黛真知子/新垣結衣『リーガル・ハイ』13票
7位:間宮貴子/天海祐希『離婚弁護士』12票
8位:咲坂健人/竹野内豊『グッドパートナー無敵の弁護士』10票
9位:柿原新一/伊藤淳史『大貧乏』5票
10位:佐田篤弘/香川照之『99.9-刑事専門弁護士-』4票
■調査概要
調査対象:アディーレ法律事務所に所属する現役弁護士167名
調査設問:もっとも優秀だと思う日本ドラマの弁護士・検事キャラは?
調査期間:2017年9月5日~9月14日
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