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ハードラー泉谷駿介 パリ五輪で「メダル獲りたい」自分の力を出し切れるように【陸上】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月21日 16時44分

TBS NEWS DIG

陸上男子110mハードル日本記録保持者の泉谷駿介(24、住友電工)が都内で20日に開かれたナイキ主催のイベントに参加し、代表に内定しているパリ五輪への想いを語った。

昨年の世界陸上で日本勢過去最高となる5位入賞を果たし、メダル獲得が期待されるパリ五輪については「メダルは獲りたい」としながらも、「五輪だけでなくシーズンを通して結果を安定させたい。トップの海外選手と走って自分の力を出し切れるように」と長い目で見て安定した結果を出すことを注視していると話した。

今シーズンから新コーチにメニューを組み立ててもらうようになり、ウエイトトレーニングやスプリントトレーニングの練習量が増えた。その中で、スプリントやジャンプ系のトレーニングをするときに、「クッション性と反発性に優れているところが気に入っている」とナイキのシューズを愛用しているという。

メダル獲得のために何が必要かとの質問に対しては「当てないハードリングをすること。踏切位置が近くなり過ぎないようにすることが大事」と答え、残り1か月半で“世界一のインターバル”と称されるハードリングにさらに磨きをかける。世界に挑み続ける原動力は「単純に陸上が好き。好きなものを追求したいという気持ち」と泉谷。初出場となった東京五輪では準決勝で敗退。その後、世界最高峰のダイヤモンドリーグに出場するなど海外での経験値を積んでいった。昨年の世界陸上では日本勢で初めて決勝進出を果たし、着実に階段をのぼっている。お気に入りのシューズを”相棒”に挑む夏のパリオリンピック、自身2度目の大舞台で日本勢初のメダルを狙う。

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