雷が発生したら「木の下」は危険 「電線の下」への避難 ゲリラ雷雨に要注意
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月6日 17時51分
大気の状態が不安定になることで、突発的な雨をもたらす“ゲリラ雷雨”。雨だけでなく、雷にも注意が必要です。どのように対処するのが良いのでしょうか。
「天気急変」を示す3つの予兆 暑く湿度が高い日は積乱雲が発生しやすい
天気予報でよく見聞きする「大気の状態が不安定」とは、上空に「冷たい空気(寒気)」が流れ込み、かつ地上は「暖かい湿った空気」がある状態のことを指します。
暖かい空気は冷たい空気よりも軽いので上へ上がっていき、逆に冷たい空気は重いので地上に下がります。すると、この暖かい空気と冷たい空気がぶつかり、暖かい空気が冷やされて積乱雲が発生しやすくなります。これがゲリラ雷雨が発生するメカニズムです。
特に梅雨時のように暑く、湿度が高い日は上昇気流が発生しやすくなり、ゲリラ雷雨をもたらしやすい状況になります。
この状況によって天気がどのように急変するのか、その予兆を表すのは以下の3点です。
【天気 急変の予兆】
・真っ黒な雲が近づく
・雷の音が聞こえる
・急に冷たい風が吹く
こういった現象を感じたら、激しい雨や雷がやってくるサインなので注意が必要です。
急に雷が発生した場合は「電線の下」への避難も有効
雷が発生した場合、どのように身を守ればいいのでしょうか。(※1)
▼屋内の場合
壁から離れてください。
例えば、雷が屋根に落ちた後、雷は壁伝いに地面に向かっていくので、なるべく壁の近くにはいない方が望ましいです。
▼屋外の場合
建物や自動車などに避難してください。屋根があると、雷を防ぐことができます。
実は、木よりも人の方が電気を通しやすく、木に落ちた雷はより電気を通しやすい人へ雷が飛び移るので、木の近くは危険です。離れるようにしてください。
電線の下も比較的安全です。電線自体が雷を引きつける避雷針の役割をしてくれます。
ただし、電柱が近くにある場合は2m程度離れてください。電柱は雷を通しますが、落雷によって破損した場合、近くにいるのは危険です。電線の下に避難するのは比較的安全ですが、電柱からは少し離れるようにしてください。
雷が発生した場合、このように屋外でも雷を防ぐ方法はありますが、できれば屋内に避難するようにしてください。
※1 フランクリン・ジャパンより
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