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田中希実 5000mで貫禄の3連覇!独走から終盤で圧巻のスパート、1500mと2冠でパリ五輪へ弾み【日本選手権】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月29日 18時28分

TBS NEWS DIG

■陸上・日本選手権 3日目(29日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)

女子5000m決勝が行われ、この種目ですでにパリ五輪代表に決まっている田中希実(24、New Balance)が15分23秒72で3連覇を達成。

この日は約2時間前の女子800m予選に続き、2本目のレースとなった田中。20人によるレースとなり、集団の真ん中後方あたりからスタートした田中は、スローペースとなった集団の先頭に立つと集団は徐々に縦長に。2000mを過ぎ残り7周とすると、安定したペースで集団を引っ張る田中は徐々に引き離し、3000mを通過したあたりでは2番手の樺沢らと大きく差を広げる。残り4周から4000m付近ではペースはほぼ変わらずも、残り2周でペースを上げ、終盤はギアをもう一段上げた田中は圧巻の走りで1着でフィニッシュ。1500mに続き今大会2冠に輝いた。

レース後のインタビューでは「自分の中ではいまいちだったかなと思うんですが、一番の目標である優勝っていうところは純粋に嬉しく思います」と話し、「ラスト1000m(のペース)を上げようという意識はあって、ラスト300mまでは68秒ペースぐらいでいって、ラスト300mだけ頑張ろうと思っていたのですが。やはり後ろが来るかもしれないっていう、自分の中でもすぐ後ろに人が来たみたいな…錯覚だと思うんですけど、そういうふうに感じてしまって、ちょっと早めに上げてしまった」と終盤のレース内容を振り返った。

明日の最終日では今大会5レース目となる800m決勝に挑み、「予選をみてもレベルは上がってきているなと。明日は勝ちを意識しすぎることなく、やっぱり最後の種目だからこそ駆け抜けたい」と最終レースを見据えた。

5000mは昨年の世界陸上ブダペストで8位入賞となった田中は、今年5月26日のダイヤモンドリーグ(アメリカ・ユージーン)で14分47秒69を記録し、パリ五輪の参加標準記録(14分52秒00)を突破したため、1つ目のパリ五輪出場権を獲得。

前日は1500m決勝で4分01秒44をマークして優勝し、4分02秒50のパリ五輪参加標準記録を突破したため、5000mに続き2種目目の五輪内定をつかんだ。

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