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バレー男子日本代表、52年ぶり金逃す...東京五輪王者フランスに惜敗、主要国際大会銀メダルは47年ぶり【ネーションズリーグ】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月1日 5時2分

TBS NEWS DIG

■FIVBバレーボールネーションズリーグ 男子ファイナルラウンド決勝 日本 1ー3 フランス(日本時間1日、ポーランド)

世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグの男子大会決勝で、日本代表(世界ランク2位)はフランス(同5位)と対戦し、セットカウント1ー3(23-25 、25-18、23-25、23-25)で敗れた。主要国際大会52年ぶりの金メダルは惜しくも叶わなかったが、1977年のワールドカップ以来47年ぶりとなる銀メダルを獲得した。

スタメンは主将の石川祐希(28)、セッターには関田誠大(30)、髙橋健太郎(29)、小野寺太志(28)、西田有志(24)、大塚達宣(23)、リベロは山本智大(29)が起用された。

半世紀ぶりの金メダルを目指す日本は第1セット、関田のワンハンドトスや石川のフェイントなどで、東京五輪金メダルのフランスに食らいつき、8-8の同点に。そこから西田の強打に石川のバックアタックなどで12-10とリードする。しかし、フランスの高さを生かした攻撃を受け、21-21と同点に追いつかれる。ここで石川のスパイクはアウト、さらにミスも出て流れはフランスに傾き、23-25で第1セットを失う。

第2セット序盤、日本は強烈なサーブで相手を崩す作戦が功を奏し、石川の強烈なバックアタックなどで9-4と大きくリード。さらに西田のバックアタックや髙橋健の速攻などで18-12とリードを保つ。流れに乗った日本は石川の打点の高いスパイク、リベロ・山本の好レシーブから西田がスパイクを決めると、最後は小野寺が相手のスパイクをブロックで止め、25-18。第2セットを取り返し、セットカウントを1-1とした。

第3セットは、フランスの緩急をつけた攻撃に8-10とリードを許す。西田のフェイントなどで対抗するが、高さを生かした速攻や大塚もブロックで止められ4連続失点と10-15と差を広げられる。それでも途中出場の宮浦健人(25)がサービスエースに強打でポイントすると、富田将馬(27)のスパイクに小野寺のブロックと4連続得点で21-22と1点差に詰め寄る。しかし逆転はならず、23-25で第3セットを奪われる。

セットカウント1‐2で迎えた第4セット。もう落とせない日本だが、互いに点を取り合う息詰まる攻防が続く。11-11の同点からフランスに連続得点を許すなど、12-14とリードされる。そこから日本は石川のバックアタックに、西田の好レシーブから小野寺の速攻が決まるなどして19-19の同点に追いつく。同点のまま試合は続き、石川のスパイクを拾われるとスパイクを決められ24-23とマッチポイントを握られると、最後も石川が止められ23-25でこのセットも失い、セットカウント1-3でフランスに敗れた。

日本を率いたフィリップ・ブラン監督(64)は「悔しい気持ちはあるが、成長した面がたくさんあるので、チームを誇りに思っている」と話し、「タフな試合の中でいかに勝つかを学ぼうとしてこの大会に挑んでいたので、勝ち方を色々学べたと思うので次に生かしたい」と、パリ五輪本番へ向けて闘志を燃やした。

昨年のネーションズリーグで大会初の銅メダルを獲得した日本は、頂点まであと一歩届かずも初の銀メダルに輝き2年連続の表彰台。今大会では男女ともに銀メダルとなり快進撃をみせ、パリ五輪でのメダル獲得へ弾みをつけた。

試合後には表彰式が行われ、主将の石川祐希がベストアウトサイドヒッター、山本智大がベストリベロに選ばれた。

表彰式を終えた石川は、直後のインタビューで「非常に悔しい思いでいっぱいです」と率直な気持ちを打ち明けた。迫るパリ五輪に向けては「やっぱりメダルを目標にやってますし、今回銀メダルで終わってしまったので、次こそ金メダルを取って。パリオリンピックではそこを目指せるチームだというふうに思っているので、金メダルを目指して戦いたいと思います」と意気込みを語った。

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