1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「一般の遺骨ではない」と国側主張 オウム真理教 松本智津夫元死刑囚の遺骨遺髪の引き渡し訴訟の控訴審 次女側は「教団と関係ない」「静かに弔う」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月2日 12時43分

TBS NEWS DIG

オウム真理教の松本智津夫元死刑囚の次女が松本元死刑囚の遺骨と遺髪の引き渡しを国に求めた裁判の控訴審が東京高裁であり、国側は「(遺骨は)適切な保管態勢が講じられない限り、公共の安全や社会秩序に深刻な悪影響が生じ得る」と主張しました。

2018年に死刑が執行された麻原彰晃、本名・松本智津夫元死刑囚の遺骨と遺髪をめぐっては、松本元死刑囚の次女を受取人とする司法判断が確定した後も国が保管を続けていて、次女は国に引き渡しを求める訴えを起こしていました。

1審の東京地裁は今年3月、次女に遺骨と遺髪を引き渡すよう国に命じましたが、国は不服として控訴していました。

きょう、東京高裁で開かれた裁判で、国側は1審の東京地裁判決について、「松本の遺骨は一般の遺骨ではなく、特殊性を有するものであることを踏まえての判断とは言えない」「適切な保管態勢が講じられない限り、公共の安全や社会秩序に深刻な悪影響が生じ得る」などと主張し、他の関連団体に遺骨と遺髪が渡ってしまう可能性を指摘しました。

一方の次女側は「私は教団とは関係がありません」「教団に遺骨を渡すことはありません」と教団との関係性を否定し、「父を誰かに利用されたくない」「静かに弔わせてください」などとして、国側の控訴棄却を求めました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください