1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

“裏アカ持つ”高校生が半数以上、「SNSで知り合う」経験も約5割、日・米・中・韓 4か国調査【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月2日 22時4分

TBS NEWS DIG

日本、アメリカ、中国、韓国の高校生のSNSを調査したところ、日本の高校生の5割以上が複数のアカウントを使い分けていることがわかりました。4か国の中で最も高い割合になっています。

高校生5割超 SNSアカウント使い分け 4か国調査で日本が最高値

良原安美キャスター:
高校生のSNSの利用に関する調査の報告書が、2日に発表されました。対象は、日本・アメリカ・韓国・中国の1万5000人以上の高校生です。

まずは、SNSの使い道についてです。
リアルな友達、知り合いとのコミュニケーションに使っていると答えたのが、各国6割を超えました。
他にも、日本が他の国に比べて多かったのが、ゲームや音楽、趣味に関する情報収集での利用でした。推し活や家族との連絡に使っていると答えた割合も他国に比べて多いことがわかりました。

一方で、アメリカが他国に比べて多かったのが、ニュースや社会の出来事に関する情報収集、自分の考えや作品などの発信でした。使い道一つとっても、国によって違いがあります。

そして、一つのSNSで複数のアカウントを使い分けている方が大変多いことがわかりました。
日本が最も割合が高く、54.2%でした。アメリカが40%ほど、中国は複数アカウントを作ることが大変ということで、17%ほどと少し低くなっています。

複数アカウントを持っている方はどのように使い分けているのでしょうか。
メインアカウントの他に、親しい友達アカウント、就活の情報収集アカウント、趣味の投稿を見るアカウント、チームなど所属別のアカウント、闇アカウントなどもあるということです。皆さん、アカウントの使い分けをされていますか。

井上貴博キャスター:
私は全然やっていません。そもそも個人ではSNSアカウントを持っていません。パトロール用のアカウントはあります。「また空上げてる、この人」とか、それで遊ぶぐらいですね。だから使い分ける気持ちがわかりません。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
インスタグラムやXをやっていますが、自分のアカウントだけです。ログインを何回も切り替えたりするのが面倒くさいので、1個だけですね。

ホラン千秋キャスター:
今は簡単に切り替えられるようになっているんですよ。

松田丈志さん:
パスワードがわからなくなったりするじゃないですか。

ホランキャスター:
私は3つあります。本アカウントと、ファッションや旅行などのアカウント、地元の友達用のアカウントです。別に発信するわけではないのですが、みんなの投稿を見るためにアカウントをいくつか持っています。

井上キャスター:
それぞれのコミュニティに応じて分けて見た方が良いっていう事ですか?

ホランキャスター:
情報が混ざりたくないからです。“買い物したいものや追いかけたい人用のアカウント”といったように分けることで見落とさないようにしています。

良原キャスター:
私も3つ持っています。アナウンサーとしての公式なアカウントと、よく会う友達だけの本当に少ない人数でのアカウント、たくさんのお友達がフォローしているアカウントの3つです。

松田丈志さん:
それ、私知らないかもって思ったお友達いないですか?

良原キャスター:
きっと誰も見ていないということを信じています。

井上キャスター:
分けなくてもいいのになって思ってしまいます。

ホランキャスター:
それぞれ発信できる情報が違うじゃないですか。この情報はこの子たちには知ってほしいけど、この子たちには別に広く知られたくないみたいな。

井上キャスター:
言えば言うほど嫌ですね、今の情報を聞いた友達は。

松田丈志さん:
そんなことは関係なく、僕は一つのアカウントで全部出していますよ。

井上キャスター:
私もそうです。その方が楽ですよね。

良原キャスター:
しかし、高校生・大学生の皆さんは、大体4〜5つアカウントを持っているそうです。理由としては最初から全ての顔を見せるのが怖い、効率的に情報を収集・発信したいという思いがあるそうです。

さらに、複数アカウントを個人用の他に部活の広報として使うアカウント、メインとサブの他に家族写真を上げるためのアカウントとして使っているという人もいました。

また、SNSを勉強アカウントとして使う方もいます。目標などを書きあって励まし合う、自分が勉強している姿を動画で撮影し、その動画を見ながら勉強することで集中力アップにもつながる、「タイムラプス勉強法」として使うということです。図書館などで周りが勉強していると集中できる、“一緒に勉強している感”が出るという意味もあるそうです。

井上キャスター:
確かに就職活動などでもSNSのアカウントはある程度調べられるリスクもあるので、分散しておくと、それも賢いのかなと感じます。

松田丈志さん:
どういうアルゴリズムかわからないのですが、フォローしているはずなのに全然出てこない友達がいるじゃないですか。そういう意味では分けた方が見やすいのかな。

ホランキャスター:
就職のアカウントで猫の動画とか見ると混ざっちゃうじゃないですか。猫見ようと思ったんだっけ?就職だっけ?みたいな。だから割と使い分けた方が脳が整理整頓しやすいのかな。

井上キャスター:
今の話を聞いて、私はあまりSNSを見ていないことがわかりました。そこまで情報が混ざらないなと。

==========
<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください