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物価高続くなか“あえて値下げ”で販売数20倍の商品も…デフレ逆戻りか経済の好循環か分岐点に

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月5日 17時32分

TBS NEWS DIG

今週、大手スーパーが相次いで食品や日用品の値下げに踏み切りました。中には販売数が20倍になった商品もあるということです。

千葉県にあるスーパー。店内には“値下げ”をアピールするポップがいたるところに。実際に値下げされた商品を手に取る人も…

「(Q.なぜプライベートブランドを買う?)安いから、やっぱり!さらに安くなるんだったら、もっと嬉しい。余計に買っちゃうかも」

夏場に売れるアイスティーは375円から321円に。焼きそばは149円から138円に。冷凍のたこ焼きも300円から278円にするなど、おとといからプライベートブランドの商品32品目を値下げしました。

イオントップバリュ 森真紀さん
「毎日使われるもの、2日に1回、3日に1回とか、使う頻度の高いもの(を値下げ)」

包装資材の見直しや物流の効率化で、店では去年から4回、合わせて120商品を値下げ。5箱入りで22円値下げしたティッシュの販売数はおよそ20倍に増えたといいます。

イオントップバリュ 森真紀さん
「概ね(販売数が)20%~40%増かなと。私達の想像以上だったものもあります」

値下げが功を奏し、プライベートブランド商品だけで、売り上げは1兆円を超えました。

高まる節約志向は、きょう発表された5月の家計調査にも。天候不順で高騰したブロッコリーへの支出はおよそ40%減りました。

「ブロッコリーは最近買っていないです。200円超えるとどうしても…。緑ものだったらチンゲンサイとか、栄養価があるものを代わりに買ったりする」

キャベツへの支出もおよそ30%減少。食品全体でも3.1%減っています。

イトーヨーカ堂も今月から100品目で値下げを開始。客を集めるための値下げ競争は激しさを増しています。

円安傾向が続くなか、今後もインフレが進むのか。それとも値下げが広がり、デフレに戻るのか。いま、分岐点に立っています。

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