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“クリアファイルでの選挙ポスター掲示”対象となった候補者が都の選挙管理委員会などを提訴 東京都知事選

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月5日 18時26分

TBS NEWS DIG

投開票があさってに迫った東京都知事選。選挙ポスターの掲示板の枠が足りなくなり、クリアファイルを使って掲示することになった立候補者のひとりが、都の選挙管理委員会などを相手取り損害賠償を求める訴えを起こしました。

過去最多、56人が立候補したことで起きた異常事態。選挙ポスターの掲示板には48人分しか枠がなく、都の選挙管理委員会は49人目以降の立候補者に対して、クリアファイルを使って掲示板の枠の外に掲示するよう求めたのです。

東京都選挙管理委員会事務局 織田祐輔 選挙課長
「実際に候補者の皆様には手間を取らせることになると思うので、大変申し訳ないと考えている」

枠の外に掲示を求められた49人目以降の候補者は…

枠外に掲示求められた立候補者
「まぁいいんじゃないですか。ポスターがちょっと風に揺れて逆に普通に貼られているよりも気になるというか、見え方が普通と違って」

この候補者は当初、取材に対し、こう話していましたが、一転し…

枠外に掲示求められた立候補者
「どう考えても扱いが不平等で、到底、受け入れられない」

「貼ったポスターがお辞儀をして顔も名前も見えない」「選挙にかかった費用を全額返してもらいたい」などとして、都の選挙管理委員会などを相手取り、総額およそ2000万円の損害賠償を求める訴えをおととい、東京地裁に起こしました。

都の選挙管理委員会は「訴状が届いていないのでコメントできない」と話しています。

また、選管によりますと、今回の都知事選では候補者が49人以上となったため、クリアファイルなどの追加費用が1人あたり数百万円かかる見込みだということです。

今回の都知事選を行うための予算は59億円に上り、支出は過去最高となる可能性が出ています。

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