「すべてが飛んでいった」カリブ海で猛威を振るうハリケーン「ベリル」アメリカ・テキサスへ

カリブ海で猛威を振るうハリケーン「ベリル」は、アメリカのテキサス州に向かっています。これまでに少なくとも11人が死亡しました。

大西洋で発生したハリケーン「ベリル」は、最も強いカテゴリー5に史上最速で発達し、中米・カリブ海一帯で大きな被害が出ています。

ロイター通信によると、これまでにベネズエラやジャマイカなどで少なくとも11人が死亡。国連は100万人以上の人の生活に深刻な影響が出ていると推計しています。

被災した人
「すべてのものが飛んでいった。あんなことはこれまで見たことがない」

「ベリル」はメキシコを横断した後、アメリカ南部・テキサス州に上陸する見通しで、当局は災害宣言を出して、一部住民に事前の避難を促すなど警戒を呼び掛けています。