「災害の教訓を」西日本豪雨から6年 愛媛・広島で追悼行事

TBS NEWS DIG

西日本豪雨から6年。愛媛県では各地で追悼行事が営まれました。

このうち西予市野村町では6年前のきょう、ダムの緊急放流後、川が氾濫し、5人が犠牲となっていて、けさは住民らが川に花を流すなどし、犠牲者を悼みました。

住民
「亡くなった人たちも知っている人が多いので、安らかに眠ってほしい」

愛媛県では西日本豪雨により、関連死を含め33人が犠牲となり、住宅被害も6600棟を超えました。

広島県熊野町の住宅団地「大原ハイツ」ではきのう夜、追悼集会が開かれました。

6年前、125世帯・300人余りが暮らしていましたが、土石流で12人が亡くなりました。

大原ハイツ復興の会 小川直明 代表
「伝えていかなければならないこともある。できることを続けていきたい」

地元の人たちは「災害の教訓を伝えよう」と誓いました。