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焼岳の登山者に「ヘルメット着用を」 火山活動の高まりで3連休前に気象庁が注意呼びかけ 近くの上高地には「大きな影響なし」

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月8日 18時29分

TBS NEWS DIG

長野県と岐阜県に跨がる活火山=焼岳では、火山性地震の数が増加するなど中長期的に火山活動が高まっているとして、気象庁は噴火警戒レベル1を維持しつつ、登山の際には火山活動についての最新情報を入手したり、ヘルメットを着用したりするよう呼びかけています。

気象庁によりますと、焼岳の山頂付近では、5月下旬頃から火山性地震の数が増えたり、山が膨張していることを示す変化率のデータが大きくなったりしていて、火山活動が中長期的に高まっているとしています。

気象庁は焼岳の噴火警戒レベルについて、今のところ危険度が最も低い「活火山であることに留意」を示す1を維持していますが、今後、火山性地震がさらに増えた場合、引き上げる可能性があるとしています。

気象庁地震火山部の碓井勇二・火山活動評価解析官は、「焼岳は活火山だということをあらためて認識してほしい」と述べたうえで、今週末からの3連休を念頭に、登山客に対し、噴石や火山ガスの噴出などから身を守るためにヘルメットを着用したり、火山活動についての最新情報を入手したりするよう呼びかけました。

碓井火山活動評価解析官はさらに、焼岳の北東数キロに位置する年間およそ120万人が訪れる観光地・上高地について触れ、「焼岳が噴火した場合は水蒸気噴火の可能性が高く、噴石が火口から飛散する距離は1キロ程度。仮に現在の火山活動の状況で噴火が発生したとしても、このような観光地には大きな影響はないと考えている」との見解を明らかにしました。

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