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前田健太 3回途中6失点の乱調 打線反撃で6敗目回避も...8戦連続白星なし、初回いきなり2被弾 チームは延長戦で屈する

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月10日 10時52分

TBS NEWS DIG

■MLB タイガース 8ー9 ガーディアンズ(日本時間10日、コメリカ・パーク)

タイガースの前田健太(36)が本拠地でのガーディアンズ戦で今季16度目の登板。5月25日ブルージェイズ戦以来の勝利(3勝目)を狙ったが、2回2/3(49球)を投げて、7安打6失点の乱調。打線が中盤に反撃し今季6敗目は回避も、8戦連続白星なし。ここ2戦で15失点と苦しいマウンドが続いている。防御率7.26に。

今季は5月2日のカージナルス戦で移籍後初勝利を挙げたが、5月21日にはウイルス性の疾患のため15日間の負傷者リスト(IL)入り。6月6日には2球投げたところで右腹部の違和感、そして、6月29日には左手に強襲ライナーが直撃と不運が続いている前田。前回5日のツインズ戦では4回途中、移籍後ワーストの9失点で5敗目を喫した。

1か月以上白星から遠ざかっている前田はこの日の立ち上がり、ア・リーグ首位打者のS.クワンを左飛に抑えたが、続くA.マルティネスに3球目のスプリットを捉えられ先制アーチを許した。さらに1死二塁から4番J.ネイラーの2ランを浴びるなど、いきなりの初回2被弾で3失点。

2回は下位打線に対し3者凡退。2死でヘッジズを見逃し三振に仕留め、メジャー通算1000奪三振を達成した。

3回は先頭のS.クワンに四球を与えると、自身の牽制悪送球で無死二塁とし、思わず顔をしかめる前田。続くA.マルティネスを打ち取るも、J.ラミレスにタイムリーを許し0-4。さらに初回2ランを許したJ.ネイラーにヒットを打たれ1死一・三塁に。ここでピッチングコーチがマウンドに向かうも続投。だが2死二・三塁から痛恨の2点タイムリーを浴び、0-6と引き離され前田は首を横に振るなど苦しい表情に。たまらずヒンチ監督がベンチから出てきて、無念の降板となった。

打線は4点ビハインドの6回に、G.ウルシェラ(32)の3ラン、J.マロイ(24)のソロ本塁打で同点に追いつき、前田の黒星は回避された。

試合は接戦となり、7-7の同点で迎えた延長10回タイブレーク。タイガースは5番手W.ベスト(29)が1死満塁から4番J.ネイラーのタイムリーなどで2点勝ち越され、打線はその裏に1点を返したがあと一歩及ばずゲームセット。

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