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石川祐希「金メダルを本気で目指す」パリ五輪で52年ぶりの快挙へ「僕たちにはそういうチャンスがある」【バレーボール】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月10日 10時4分

TBS NEWS DIG

バレーボール男子日本代表の主将・石川祐希(28)が10日、都内で取材に応じ、パリ五輪に向け意気込みを語った。

パリ五輪前最後の国際大会となったネーションズリーグでは、決勝進出を目標に戦い、主要国際大会で47年ぶりとなる銀メダルを獲得。「目標は達成した大会でしたけど非常に悔しい思いを感じた大会だった」と唇を噛んだが、「世界で通用するチームに」と、キャプテン就任以来奮闘を続け「世界一まであと一歩」のところまできた。

五輪で狙うのは1972年のミュンヘン大会以来の金メダルだ。「個人での目標とかよりも、僕はこのチームのキャプテンなので、個人よりもチームを優先」と石川。「このチームでどれだけ良い成績を残せるかメダルを取れるかっていうところが全て」と決意を新たにした。

パリ五輪での初戦の相手はドイツ。「初戦が一番重要だと思ってます。ドイツも非常に力を持ってるチーム」と警戒するが「簡単ではないですけどやっぱり3対0で、ストレートで勝つ」と言い切る。

「たくさんの方に期待していただいている」と言うように、バレー熱の盛り上がりも肌で感じている。チームはネーションズリーグで決勝を経験し、五輪での「金メダルのイメージを少しでも持てた」と話す。52年ぶりの快挙へ「僕たちにはそういうチャンスがあると僕たちは感じている」と石川。「このオリンピックに懸ける思いは東京のときよりも強いですし、金メダルを本気で目指したい」と意気込んだ。

プールCの日本(世界ランキング2位)は7月27日にドイツ戦(同11位)、31日にアルゼンチン(同8位)、8月3日にアメリカ(同6位)と戦う。

【日本男子過去の五輪成績】
1964年東京 銅メダル
1968年メキシコ 銀メダル
1972年ミュンヘン 金メダル
1976年モントリオール 4位
1984年ロサンゼルス 7位
1988年ソウル 10位
1992年バルセロナ 6位
1996年アトランタ 出場なし
2000年シドニー 出場なし
2004年アテネ 出場なし
2008年北京 11位
2012年ロンドン 出場なし
2016年リオ 出場なし
2021年東京 7位

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