1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

戸籍上の性別を変更のための“外観変更手術” 広島高裁が「違憲の疑いがあるといわざるを得ない」と指摘

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月10日 12時49分

TBS NEWS DIG

性別を変更するために、事実上必要とされている外観を変更する手術について、広島高裁は「違憲の疑いがあるといわざるを得ない」と指摘しました。

性別の変更については、性同一性障害特例法で、手術により変更した性別に似た性器の外観をもつことが、要件のひとつとされています。

西日本在住の当事者が戸籍上の性別変更を求めた差し戻し家事審判で広島高裁は、この要件について「過剰な制約を課すものとして、違憲の疑いがあるといわざるを得ない」と指摘しました。そして、当事者の戸籍上の性別を男性から女性に変更することを認める決定をだしました。

最高裁は去年10月、手術で生殖機能をなくす要件については違憲・無効と決定しましたが、外観の要件については高裁に差し戻していました。

性別変更を認められた当事者は弁護士を通じて「性別ギャップによる生きにくさから解放されることを大変うれしく思います」とコメントしています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください