輪島の海女漁が試験的に再開 約130人の海女が素潜りでイワモズクを捕る 石川

TBS NEWS DIG

能登半島地震の影響で海底が隆起し、出漁を見合わせていた石川県輪島市の海女漁がけさ、試験的に再開されました。久しぶりの漁に海女にも笑顔が広がりました。

「ワクワクする」

海女漁の出漁拠点となる輪島港は海底が隆起したため、これまで出漁を見合わせていましたが、土砂を取り除く工事が進んだため、今回、試験的な再開となりました。

およそ130人の海女たちは15隻の漁船に分かれ、素潜りでイワモズクを捕りました。

漁に出た海女は
「本当に楽しかった。入れてよかった」

輪島の海女漁保存振興会　門木奈津希 会長
「出られて、とりあえずホッとした。前に視察で見たときも少ないと思ったが、思ったよりなかった」

今回は試験操業のため、1人あたり15キロの制限があるものの、漁の再開に海女たちの表情にもようやく笑顔が戻ってきました。