「安易な考えから…」暴力団幹部に個人情報を漏らしたとして逮捕された男性警部補を停職1か月 男性警部補はきょう付けで自主退職 神奈川県警

TBS NEWS DIG

神奈川県警の暴力団対策課に所属していた49歳の警部補が暴力団幹部に第三者の個人情報を漏らしたとして逮捕された事件で、警察は警部補を停職1か月としました。警部補はきょう付けで自主退職しています。

神奈川県警川崎警察署刑事第二課の49歳の男性警部補は2021年、神奈川県内などで指定暴力団稲川会幹部の男性から第三者の車のナンバーを調べるように頼まれ、個人情報を漏らした地方公務員法違反の疑いで今年4月に逮捕され、今年5月に罰金30万円の略式命令を受けました。

男性警部補はこれまでの調べに対し「暴力団情報を得るため安易な考えから求めに応じた」などと話していたということです。

神奈川県警はきょう、停職1ヶ月としましたが、男性警部補はきょう付で自主退職しています。

神奈川県警監察官室の加藤秋人室長は「今後、職員に対する指導教養と組織内の規律保持を徹底し信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。