2024年度版防衛白書に中国政府「中国脅威論を誇張するもの」と反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月12日 17時55分
日本政府が発表した2024年度版の防衛白書について中国政府は、「中国脅威論を誇張するもの」だと激しく反発しました。
日本政府はきょう、2024年度版の防衛白書を発表しました。
この中で、中国軍が台湾周辺での軍事活動の既成事実化を試みているとして、「軍事的な緊張が高まる可能性も否定できない」との評価が加筆されています。
これについて、中国外務省の林剣報道官は次のように反発しました。
中国外務省 林剣報道官
「日本の防衛白書は中国の内政に乱暴に干渉し、いわゆる中国脅威論を誇張し、地域情勢が緊張の度合いを高めていると誇張するものだ。中国はこれに強烈な不満と断固たる反対を表明する」
林報道官は、「中国は平和発展の道を歩んでおり、軍事活動は正当で合理的なものだ」と主張。「台湾問題は中国の内政問題であり、いかなる外部勢力の干渉も許さない」と従来の主張を繰り返しました。
そのうえで、「日本は年々防衛予算を増加させ、武器輸出を緩和している」と厳しく批判しています。
この記事に関連するニュース
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)