1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

トランプ氏暗殺未遂事件 容疑者は殺傷能力高い「AR15」ライフルで発砲か…“射撃クラブ会員”報道も

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月15日 18時36分

TBS NEWS DIG

11月のアメリカ大統領選挙に向けた選挙集会で起きたトランプ前大統領の暗殺未遂事件。発生から丸1日をこえて、容疑者像や犯行当時の様子などが徐々に明らかになってきています。

テレビ中継もされていた選挙集会中の前大統領への銃撃。

シークレットサービス
「頭をおさえてください。急いで移動しなければなりません、急いで移動してください」

トランプ前大統領
「靴をとらせてくれ」

この事件でトランプ氏は右耳をけが。ほかに男性3人が撃たれ、うち1人が死亡、2人は重傷です。

全世界に大きな衝撃を与えた事件から丸1日以上が経ち、明らかになってきた当時の状況や容疑者像とは…

世界に衝撃を与えたトランプ前大統領の暗殺未遂事件。この事件では男性1人が死亡しました。亡くなった男性は地元の消防士で、家族をかばって犠牲になったということです。

記者
「事件で亡くなった男性が使っていた消防服のすぐそばには、このように花が手向けられています」

亡くなった男性の同僚
「彼は本当に思いやりがあり、できるだけ多くの人を幸せにしたいと思っていました。自分よりもみんなを優先していました」

事件当時、現場で射殺されたトーマス・クルックス容疑者(20)は、トランプ氏が演説をしていた場所からおよそ135メートル離れた建物の屋上にいたとみられています。

選挙集会に参加していた人
「シークレットサービスが突然フェンスを乗り越えて建物に駆け上がるのが見えたんだ」

AP通信によりますと、クルックス容疑者は駆け付けた警察官にライフルを向け、警察官がはしごを降りた隙にトランプ氏に向けて発砲したということです。

また、アメリカメディアによりますと、使用されたのは殺傷能力が高いライフル「AR15」で、容疑者の父親が合法的に購入したものだということです。

さらに、クルックス容疑者が射撃クラブの会員だったとも報じられています。このクラブの施設には、ライフルの射撃場やピストルの射撃場があったということです。

FBIは単独での犯行とみて、動機の解明を進めています。

暗殺未遂事件から一夜明け…

バイデン大統領
「アメリカでは意見の違いを銃弾ではなく、投票箱で解決するのだ」

バイデン大統領が国民に向けて演説。「今こそ冷静になるときだ」と述べ、党派を超えた団結を呼びかけました。

一方のトランプ氏は、共和党全国大会が開かれる中西部ウィスコンシン州へ。これに先立ちトランプ氏は…

「銃撃者に予定を変更させない」

SNSで事件に屈しない力強さをアピールし、空港に到着した際にも右手を突き上げるパフォーマンス。

記者
「ウィスコンシン州ミルウォーキーです。私の後ろ、あちらの会場で共和党全国大会が開かれます。トランプ前大統領の銃撃事件の直後ということもあって、厳戒態勢が敷かれています」

そして、事件を受けて街なかも厳戒態勢となっています。

記者
「トランプ前大統領が宿泊しているホテルですが、近づけないようになっています。辺り一帯全て封鎖されています」

こうした中、アメリカの保守系メディアは、トランプ氏が事件を受けて党大会での演説内容を全面的に書き直していると報道。もともとはバイデン政権の政策への批判を中心とした演説を予定していましたが、国民に団結を呼びかける内容に変更するということです。

「この歴史的な瞬間を活かし、国をひとつにまとめたい」

トランプ氏は党大会の最終日、18日に指名受諾演説を行う予定です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください