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お米の高騰に自治体も対策 暑さに強い品種「富富富」の栽培面積を“1.5倍”に拡大へ 富山県【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月15日 22時6分

TBS NEWS DIG

食卓に欠かせないお米の高騰が続いています。都内のおにぎり専門店では、度重なる値上げを迫られる事態になっています。

コメ高騰で食卓ピンチ…「地球温暖化に負けない品種作り」 自治体もバックアップ

井上貴博キャスター:
米の高騰が続いている中、地球温暖化に負けない品種作りが進んでいます。

暑さに強い品種「富富富(ふふふ)」について、2024年4月、富山県は栽培面積を2023年度の1.5倍(約2500ha)に拡大する方針を発表しました。

「生産者に適正な水の管理方法などを指導」し、2028年度までの目標は(栽培面積を)1万ヘクタールに引き上げるということで、自治体もバックアップする方針です。

ホラン千秋キャスター:


生産者の1シーズン、2シーズンと長い時間をかけて様々なものを作っていて、自然と向き合いながらの仕事ではありますが、暑さで全部ダメになってしまったら、ガクッときますよね。

井上キャスター:
「富富富」は稲も低く、雨風にも強いそうです。

また、高温になるとなぜ品質が劣化するのかということを、遺伝子の検索から行って、開発まで約15年間という時間をかけたそうです。

これまでの品種は気温が27度になると、品質が劣化して白く濁ってしまってしまっていたそうですが、「富富富」は30度でも耐えられるということです。他の自治体でも様々な品種改良が行われているということです。

産直通販サイト「食べチョク」を運営する秋元里奈さんによると、「コメに限らず野菜なども、暑さに強い品種に切り替えている農家さんが増えています」ということです。

日本で開発ができれば海外輸出も考えられますので、ビジネス面でも「チャンスがあるのではないか」と言われているようです。

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