死亡した元幹部職員が残した“疑惑の音声データ” 県議会が取り扱い検討 斎藤兵庫県知事“パワハラ疑惑”

TBS NEWS DIG

知事のパワハラ疑惑などを告発し死亡した兵庫県の元幹部職員が残していた疑惑に関わる音声データなどについて、きょう午後、県議会の委員会が取り扱いを検討します。

今年3月、当時、兵庫県の幹部職員だった男性（60）は、斎藤知事のパワハラやおねだり体質などを告発する文書を作成しましたが、県は「核心的な部分は事実でない」として、元幹部を停職処分にしました。

その後、疑惑を調査する百条委員会が県議会に設置されましたが、元幹部は今月7日に死亡しました。

関係者によりますと、元幹部は委員会で発言する予定だった内容の陳述書や疑惑に関する音声データを残していたということです。

きのう、斎藤知事は…

兵庫県　斎藤元彦知事
「（Q.音声データについての受け止めは？）ご質問等あれば、あした（16日）の定例会見でご質問いただけたら」

音声データなどについて百条委員会の理事会はきょう午後、取り扱いを検討する予定です。