同級生から「死ね」「地獄に落ちろ」などと書かれた文章 女子児童“いじめで転校” 市の対応の遅れをめぐり保護者らが訴え 兵庫・芦屋市

TBS NEWS DIG

兵庫県芦屋市の小学校で女子児童がいじめを受け、転校した問題で、市の対応の遅れをめぐって保護者らが訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、芦屋市の小学校に通っていた児童の保護者らです。

訴状によりますと、2021年12月、当時4年生の児童が同級生から「死ね」「地獄に落ちろ」などと書かれた文章を見せられて不登校になり、転校しました。

いじめが重大事態と認定されたのは発生からおよそ7か月後で、保護者らは市の対応の遅れによっていじめの被害が深刻化したなどとして、市に対し、慰謝料などあわせて540万円余りを求めています。

提訴した保護者
「娘だけがいろんなものを失って、苦しんで終わりとなる。後悔だけはしたくなかったので、提訴にいたりました」