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夏休み前に…広がる感染症 手足口病がこの時期として過去10年で最多 新型コロナ患者も9週連続増加【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月17日 12時59分

TBS NEWS DIG

「手足口病」の患者の数がこの時期としては過去10年で最も多くなっています。さらに、新型コロナの患者数も9週連続で前の週を上回っています。

猛威を振う新型コロナ変異株「新たな広がりを見せる」

医師
「あーと(喉を開けて)。結構喉が赤いですね。流行具合として、コロナ感染者はそこそこいる。コロナというパターンはあり得る」

16日、埼玉県戸田市の「LeMonおとなとこどものクリニック」を訪れた男性(40代)は、検査の結果、新型コロナ陽性が判明しました。

発熱で受診した中学生も…

医師
「新型コロナの抗原検査をしましたが、やっぱり陽性でした」

LeMonおとなとこどものクリニック 佐々木小百合院長
「コロナは先々週辺りから増え始めている。きょうは連休明け、かなり多かった」

1医療機関あたりの新型コロナウイルスの患者数は5月から増加。9週連続で前の週を上回る事態になっているのです。

街の人
「周りも増えているので、かなり増えるんじゃないか」
「夏休みに海外に行こうとしていた。その前に感染したら行けなくなる。11波ではマスクをしようかな」

夏休みを前に不安が広がる新型コロナの感染拡大。現在、猛威を振るっているのは、「KP.3」と言われる変異株です。

LeMonおとなとこどものクリニック 佐々木小百合院長
「オミクロンの系統の親戚のウイルスと考えて差し支えない。細かい変化でも、免疫がない状態になる。新たな広がりを見せる」

過去10年で最多 急速に増える「手足口病」の背景

さらに、感染が広がる病気は他にも…

医師
「症状として顕在化しているのは手足口病だと思う」

「手足口病」がいま、急速に増えています。先週、病気で保育園などに行けない子どもを一時的に預けられる都内の施設。8人の定員全員が「手足口病」の子どもで埋まりました。

1歳の息子が手足口病
「(発疹が)喉にできていて、ご飯が食べにくくて、痛そうなのがかわいそうだなと」

「手足口病」は手や足、口の中に水疱性の発疹ができるウイルス性の感染症で、主に夏場に4歳ぐらいまでの子どもを中心に広がります。  

全国およそ3000の小児科で今月7日までの1週間に報告された患者は1医療機関あたり11.46人。15週連続で増加していて、この時期としては過去10年で最も多くなっています。

LeMonおとなとこどものクリニック 佐々木小百合院長
「手足口病はアルコール消毒が無効なウイルスですので、手洗いが有効になるが、子どもだと、そのあたりも不十分というところで、子どもの間で元々流行りやすいウイルス。1回感染しても、抗体を持って終生免疫というわけではないので、何度でも感染することがあり得る」

夏休みを前に感染症に注意が必要です。

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