トランプ前大統領、共和党の全国大会で演説へ トランプ氏自らギリギリまで原稿を確認

TBS NEWS DIG

アメリカのトランプ前大統領がまもなく共和党の全国大会で、暗殺未遂事件後、初めての演説を行います。現地から中継です。

共和党の全国大会は今日が4日目、最終日です。会場は全国から集まった共和党関係者の熱気と興奮でお祭りムードとなっています。

主役のトランプ氏は、いまから1時間ほど前に一度こちらに姿を現しました。トランプ氏が手を挙げると、会場は今日一番の歓声に包まれました。いまは席を外していますが、およそ2時間後、正式な大統領候補として指名受諾演説を行うことになっています。

暗殺未遂事件をうけ、トランプ陣営は演説の内容を大幅に書き換えていて、バイデン政権の批判から「国の団結」を訴える内容に重心を移すものと見られます。

また、アメリカメディアによると、トランプ氏自ら、きょうもギリギリまで原稿を確認していたということです。

トランプ氏の共和党内での求心力は、銃撃事件以降、一気に高まっていて、この党大会でも参加者が口々に一致結束を訴えています。

きょうの演説が大統領選挙の結果を決定づける可能性もあり、トランプ氏の発言に対する支持者の期待が高まっています。