日本新記録 ! 女子100mハードルの福部真子が12秒69をマークし優勝、パリ五輪に弾み【オールスターナイト陸上】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月20日 19時7分
■2024オールスターナイト陸上(20日、レモンガススタジアム平塚)
パリオリンピック™開幕まであと6日。神奈川県平塚市でオールスターナイト陸上が行われ、日本代表選手が多数出場した。
女子100mハードル決勝には、日本記録保持者の福部真子(28、日本建設工業)が登場した。福部はスタートから飛び出しトップに立つと、そのまま加速。他の選手を突き放し圧倒的なスピードのまま、1位でフィニッシュ。追い風1.2mの12秒69をマークし、自身の持つ日本記録を0秒04更新する日本新記録での優勝となり、6日後に開幕するパリ五輪に向け弾みをつけた。
表彰式後のインタビューで「久しぶりの自己ベストだったのでうれしかった」と笑顔を見せた福部。初めての出場となるパリ五輪に向けて「1本でも多く走れるように、そして12秒5台を切るとずっと言っているので、そこを目指してしっかり走りたい」と意気込んだ。
福部は6月30日の日本選手権準決勝で12秒75をマークし、参加標準記録(12秒77)を突破。決勝では、2大会連続の五輪出場を狙う寺田明日香(34、ジャパンクリエイト)、五輪ランキング日本勢トップの田中佑美(25、富士通)を抑え優勝、パリ五輪代表に内定した。
女子走幅跳決勝には、パリ五輪代表で日本記録保持者の秦澄美鈴(28、住友電工)が出場し、3回目の跳躍で6m61(+0.8m)をマークし優勝した。秦は、6月30日の日本選手権、女子走幅跳を6m56で優勝しパリ五輪代表内定を決めた。昨年7月に6m97の日本記録をマークし、早い段階で参加標準記録の6m86を突破していた。
男子400m決勝には、パリ五輪4×400mリレー代表の吉津拓歩(25、ジーケーライン)が出場した。吉津はスタートから200m付近まで先頭をキープするが、東京五輪代表の伊東利来也(25、住友電工) にトップを譲る。それでも徐々にスピードが落ちてきた伊東を残り30mでかわし、1位でフィニッシュ。タイムは自己ベストから0秒32遅い45秒89だった。
*写真は福部真子選手
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