バイデン氏大統領選からの“撤退内幕”が明らかに 20日午後に側近スタッフを呼び声明文まとめる

TBS NEWS DIG

アメリカのバイデン大統領が大統領選からの撤退を表明しました。アメリカメディアは、バイデン氏が前日の20日の午後に撤退の意向を固めたと伝えました。中継です。

バイデン大統領はいつ、どのように撤退を決断したのか、内幕がアメリカメディアによって報道され始めました。

バイデン氏は新型コロナに感染して以降、デラウェア州の私邸で自主隔離して過ごしていますが、ニューヨーク・タイムズによりますと、20日の午後に側近のスタッフ2人を私邸に呼び、撤退を発表する声明文をまとめました。

そして21日の朝、バイデン氏が最終的に撤退を決断し、ハリス副大統領らに電話で伝えたということです。

その後、現地時間の午後2時前、SNSに撤退を表明する声明を投稿。ハリス氏を後任に推す考えも示しました。

「本当に？本当のニュースなの？」
「良い判断です。彼は年を取っている。時が来たと思います」
「彼女（ハリス副大統領）は若いし、いつもバイデン大統領の隣にいて、準備ができている」

一方、野党・共和党はバイデン氏の撤退表明について、「大統領選挙から撤退するなら、大統領としても即時辞任すべきだ」と厳しく追及し、攻勢を強めています。