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カスハラ自殺で労災認定 住宅メーカー勤務の男性社員(当時24)の自殺はカスハラなどによる精神疾患が原因 千葉・柏労働基準監督署

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月24日 13時7分

TBS NEWS DIG

2020年に埼玉県の住宅メーカーの男性社員が自殺したのは、客からの迷惑行為「カスタマーハラスメント」などによる精神疾患が原因だとし、千葉県の柏労働基準監督署が労災認定していたことがわかりました。

労災認定を受けたのは、2020年に自殺した埼玉県越谷市の住宅メーカー「ポラス」で勤務していた男性社員(当時24歳)です。

関係者によりますと、男性社員は2020年2月に住宅を新築中の男性客に追加費用が必要になったと説明したことをきっかけに叱責を受けるようになったということです。

8月にはこの男性客から業者が現場近くの路上に駐車して近隣住民に迷惑がかかっているとクレームがあり男性社員の携帯電話には「すみませんで済むかおめえ」「バカ」などの音声が残されていたということです。

この男性客からは繰り返し迷惑行為を受けていて2020年8月末、男性社員は社員寮の自分の部屋から飛び降りて亡くなりました。

両親がおととし2月に労災申請し、柏労働基準監督署は、精神障害の労災認定基準にある「顧客からの著しい迷惑行為」にあたると指摘し、去年10月に労災認定しました。

ポラスはJNNへの取材に対し「カスハラで労災認定されたことは真摯に受け止めております。二度とこのようなことが起きないように、社内にカスタマーハラスメントの相談窓口を設置して対策を講じています」と話しました。

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