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卓球混合ダブルス、張本&早田ペアがまさかの初戦敗退...北朝鮮ペアに屈する、張本「悔しい、想定以上のプレーをされた」【パリ五輪】

TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月28日 0時52分

TBS NEWS DIG

■パリオリンピック™ 卓球混合ダブルス1回戦(現地時間27日、パリ南アリーナ)

混合ダブルスの1回戦で張本智和(21、智和企画)/早田ひな(24、日本生命)組が登場し、北朝鮮代表のリ・ジョンシク/キム・クンヨン組に1-4で敗れ、まさかの初戦敗退となった。

前回大会から正式種目となった混合ダブルスは、東京五輪では水谷隼/伊藤美誠ペアが見事金メダルを獲得し初代王者に。日本勢2大会連続のメダル獲得を狙ったが、序盤から波に乗れず1回戦で姿を消した。

第1ゲームは最初のポイントを奪われると、レシーブミスなどでいきなり6連続ポイントを許してしまう。そのまま流れを引き寄せられず、5-11と最初のゲームを落とした。

第2ゲームも序盤から北朝鮮が3連続ポイントで劣勢が続いたが、張本の台上の速攻が決まるなど5-4とこの試合初めてリード。中盤は早田のループドライブなど多彩なレシーブで得点につなげ、リズムをつかみ始める。最後は早田の見事なカウンターが決まり、11-7と奪い返した。第3ゲームはレシーブがネットにかかる場面が多くリードされると、ラリーの打ち合いにも屈し、4-11と再び劣勢に。

勝負の第4ゲーム。相手の強打やカウンターが炸裂する中、キムの粒高ラバーからの変化するボールに苦しみ、1-7と完全に相手の流れに。だが日本の連続ポイントで北朝鮮ペアがタイムアウト。長いサーブで崩すなど、7-7の同点に追いついた。相手も攻撃の姿勢を崩さず、デュースの接戦も最後は早田のドライブがオーバーし後がなくなった。

後がない第5ゲームは、安定した北朝鮮ペアの攻撃を防げず、前半からリードを許す。だが相手の強打がオーバーし7-7の同点に追いつくと、張本のバックが決まってリードするが、最後は逆転され10-12で無念の敗退となった。

試合後、張本は「正直悔しいですね。やっぱり相手のプレーも素晴らしかったんですけど、大事なところで1本2本ミスは多かったかなと思います。相手に想定以上のプレーをされたかなと、まだ2種目あるので、一つでもメダル持ち帰れるように次のシングルスから頑張りたいなと思います」と話した。

張本&早田ペアは五輪直前のWTTスターコンテンダー・バンコクで優勝し、“WTT4連勝”で第2シードを獲得した張本&早田ペア。今大会は第1シードの中国・王楚欽/孫穎莎と決勝戦まで当たらないドローとなっていたが、まさかの苦戦で本来のリズムをつかめず敗れてしまった。

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